53、怒りのオーラ、まとってるの
「パパ、、、、、、。」
ノアが、私の方を見ているの。
くっそ、、ダメ上司のせいでノアと遊べないでは
ないか。
私の可愛い天使だぞ、仕事だと理解して我が儘を
言ってこない賢い子だ。
あのダメ上司のために、我が子の誕生に立ち会
えなかったのは、ついこの前のことだぞ。
たった数ヶ月、不在にする間だけでも自分で仕事こ
なそうとは思わないものなのか。
部下も部下だ、ダメ上司ぐらい手の上で踊らせろ。
いい加減に、覚えて欲しいものだ。
城から急ぎの客人が訪問したことを、執事長が庭
にいる私に報告に来た。
私はノアに、背を向けて歩き出す。
後ろを歩く、執事長セバスを伴い移動する。
私の気分と共に、早足になっるのは致し方ない。
今日は、事務報告の日ではないはずだ。
午前中は、息子の剣の訓練。
午後は、ノアと一緒に過ごすことなっていたはず
なんだ。
それなのに最悪だ、部下だけでなく余分なおまけ
まで付いていると言うじゃないか。
ダメ上司だけでは、いかないのか私の邪魔するの
は。
セバスが、ノックしドアを開けたので中に入り、
中を見回した。
ふん、全員が私を見て引いている。
そんな事、知ったことか。
私の怒りの表情と、纏っているオーラに退いてい
る。
ふん、知ったことかと、空いてるソファーにドッス
と、座った。
「待たせたな、今日は何なんだ。」
聞いてやるから、さっさと話せ。
時間がもったいないからな。
私の部下と一緒に来たのは、友人のアレックスと、
ジイクフリードだった。
アレックスは、護衛騎士団長、国王の護衛をしてい
るはずだ。
ジイクフリードは、同じく護衛騎士で第三王子の
護衛だ。
その二人が、なぜここに。
ふむ、よけいに理由が解らんな。
まあいい、話を聞くとしようか。




