5,うっ、、外が騒がしくてこわいの
魔力が私にも、あるってわかってからがんばってる
の。
えらいでしょ、ね。
起きてる間は、身体を動かして体力をつけてね。
眠くなってきたら、魔力切れで意識がなくなる
まで、魔力を動かして続けてるの。
一回眠ると魔力が、回復することがわかったからな
の。
だから赤ちゃんの身体は、もう最高なの。
うふふ、、、、、なの。
だって、1日中起きてはねむってを繰り返して
いるだけでいいんだもん。
ねっ、ごくわずかな量かもしれないけど積み重
ねが大切って、私は知ってるもん。
~・~・~・・~・~・~
最近、ママたちが少しバタバタしているの。
赤ちゃんの私には、何でなのかわからないけど。
私は、毎日は変わらないの。
ママもポーラも、サァーヤもバタバタしてるの。
なんか、忙しそうにしているのへんなの。
忙しくて、、疲れてやつれてる、、というならわ
かるんだけど。
日に日に肌つやが、よくなっているような気が
するのは、まちがいないと思うの、、、、、。
何でなんだろう、、、、。
わからないけど、わからないけどいいの。
だって、きれいなママたちって見ていてもいいの。
見ていてね、私もうれしいからいいの。
反対にやつれていくのは、見たくないもの。
ねっ、、、だからいいの。
朝起きたら、ママがいた。
いつもだったら、目が覚めたら運動という
バタバタ遊びするの。
それで、お腹が空いてがまんできなくなると、
泣いていたの。
大好きなママが、いたのでビックリしちゃっ
たの。
ポーラも、サアーヤも一緒にいたんだもん。
お腹一杯になるって、少し休んだあとお風呂に
入れてもらったの。
その後に、いつものベビー服よりも高そうな
服を着さてもらったの。
普段はものすごく、肌触りはいいシンプルな服
を着せてもらっていたの。
じゃまな飾りがいっさいなくて、とっても
気に入っていたの。
だって、手足がとっても動かせやすかったの。
色も何色もあって、『毎日、今日は何色?』って
楽しみにしていたの。
一番好きな色は、やっぱし女の子だからね。
ピンク!!
だよね、うん、うん。
今日の服もピンクだけど、レースや小さな宝
石が一杯ちりばめられているの。
もう、めちゃくちゃお金かかっています。
と、わかる服を着せられたの。
、、、、????。
て、なったけどおかしくないよね、私。
しばらくして、外が騒がしくなってきたの。
ポーラとサアーヤは、ささっさと部屋から出
て行ったの。
あれ、私が生まれて外が騒がしくなったこ
とが、なかったように思うの。
私が、眠っている間だったらわからないけ
れど。
誰かが着たのかな。
誰かが帰ってきたのかな。
うっ、、、、、。
ちょっとふわん、ううん、ものすごくふあ
んなの。
なんかドキドキしてきて、今にも泣きそう
になってきたの、、、こわいの、、。
そんな私の顔を見て、やさしくママは話か
けてくれるの。
「ふふふ、、騒がしい大きな音がしてビックリ
したわね。、、、大丈夫ですよ、ママが一緒で
すからね。」
私はママの服を、ギュッとにぎっていたの。
ひどいの!
ママは笑って私をみているんだも。
ぷっん!ぷっん!なの。