46,お兄ちゃん、怒っているの
みんなが、集まっているの。
お兄ちゃんは、ソファーの上に座っていてね。
お兄ちゃんの、おひあの上で、、、おひざの上。
お兄ちゃんと向き合って、ノアは座っているの。
もう痛みはないけれど、気持ちがおちこんでいる
の。
お兄ちゃんの服を両手でつかんで、頭を胸にすりす
り甘えているの。
お兄ちゃんのルウファーはね、ノアの好きなように
させてくれているの。
向かい側のソファーに、パパとママがこしかけてい
てね。
パパとママのね、後ろにね。
メイド長のポーラとサアーヤが立っているの。
ママたちに向かって、お兄ちゃん怒っているの。
「母上、なぜノアから目を離したのですか。
廊下に出て、間違って階段から落ちたらどうするん
ですか。
取り返しのつかないことに、なっていたかもしれな
いんですよ。
危ないのになぜ、ドアを開けっ放しにしていたんで
すか。
ほんとに、何のために側にいたのか、、、、。」
お兄ちゃんのルウファーがね、ぶつぶつ、ぶつぶつ
怒っているの。
パパとママはね、そんな様子をあきれた顔で聞いて
いる。
パパが、ママたちに聞いたの。
「ユリアーナは、側にいなかったのかい。」
ママが申し訳なさそうに、返事をしたの。
「部屋にいたのよね。
ノアちゃんがね、ハイハイしてそのまま眠っちゃ
たの。
それは、いつものことなのよね。
眠っている時に、出入りして起こしたらかわいそ
うでしょ。
だからね、少しだけドアを開けて置くことにして
いたのよ。」
そして、ママは顎に指を当てて首を傾げているの。
「いつの間に、、、、出ていったのか、、、、。
とても、不思議なのよね。
ノアがハイハイするときって、ごそごそ音がする
でしょ。」
それを聞いた、お兄ちゃんがそがなんなんだと言っ
たの。
音がするしない、関係ないと言ったの。
、、、、は、、は、、、は、、すいませんなの。




