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4,いっぱい、がんばってるの

ママは、私がぐずると魔法を使ってあやすようにな


ったの。


光の玉を私の回りに浮かべて、一生懸命に触ろうと


手足をバタバタさせる姿を、ママはいつもにこにこ


して見ているの。


私はというと、魔法をみたいがために1日一回恥ず


かしい気持ちに蓋をしてぐずって魔法を催促してる


の。


えへへ、、えらいでしょ、えっへん。


甘えているかわいい私を、ママは喜んでくれてるの。


なんて親孝行なかわいい娘なんでしょうね。


えらい、えらい、えへん。


魔法大好きっ子の私は、魔法を見れて幸せなの。


一生懸命に触ろうと手足をバタバタさせて


も、光の玉にはとどかないの。


がんばって手を伸ばして後少しで届きそうなとき、


ママが光の玉動かしちゃうの、、。


「うーううー。」


目に涙をうかべて、もんくを言うの。


ママは、満面な笑みをうかべるだけなの。


「ふふふ、、後ちょっとっだっったのにね。」


て、言うだけで一度も触らせてくれないんだよ。


ひっく、、ひっく、、、、。


泣いちゃうもんね、、。


でも、ママはただ笑っているだけ。


ひどいと思う気持ちがあるんだけれど、赤ちゃん


のせいかすぐ忘れてしまうの。



でも、忘れないこともあるんだよ。


それは、魔法を使うための今できる訓練をする事


なの。


まだ赤ちゃんだから大したことはできないけど。


えっとね、前世の記憶を頼りにだけど、がんばって


るの。


ひとつは、手足をバタバタ動かすことしかまだ無理


だけど、身体を鍛えて体力をつけるの。


これは、起きている間元気にバタバタしてるだけで


いいからかんたんなの。


ふたつめは、身体のなかにあるはずの魔力を見つけ


て魔力量を増やすことなの。


ていっても、前世のマンガやゲームを参考にしてな


んだけどね。


初めはどうすれば、魔力を感じられるのかと悩ん


じゃったんだけど、答えは簡単にみつけたの。


すごいでしょ。


まだ生まれたばかりの赤ちゃんなのにね。


私って、なんて天才なんだろうね。


、、、、、、、ごめんなさいね。


実は天才ではなかったのでした、、、、。


うううう、、、、、、恥ずかしいです。


まだ、赤ちゃんだから怒らないでください。


、、、、、、、、。


魔力の元は、おへそのあたりにあったの。


恥ずかしいことに、恥ずかしいことをしていて、


気がついただけなの。


そう、ぐずって大泣きしたら感じたの。


力いっぱいおもいっきり泣くの。


するとおへそのあたりににね、もやもやしたもの


がピクピクて動いの。


初めは意識していなかったんだけど、あれって、


これじゃないのかなって。


気がついてしまうと、いつでも感じることが出来


るようになっちゃたの。


泣くと、もやもやがほんの少しずつ大きくなって


いくの。


毎日ちょっとずつなんだけどね。


大きさが変わって行くにに気がつくと、意識して


ら動かせるようにもなってもいったの。


今から魔力量を増やして、身体の中を自由に


循環出きるようになったら。


きっと、なるよね。


ママみたいに魔法が使えるようになるよね。


私は頑張るの。


せっかく魔法のある世界に転生したんだもん。


赤ちゃんだから、時間はいっぱい有るから頑張る


の。
























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