2,うう、、お腹すいてしまったの
「ひっく、、ひっく、、、おんぎゃ―
おんぎゃー、、おんぎゃ―、、、、」
~・~・~・・~・~・~
お腹がすいて目がさめてしまった。
はじめは、それほどではなかったので回りを
きょろきょろ見ていた。
今寝ているのは、大きなベット。
キングサイズかな?と思うぐらいに、大きい。
ふわふわで肌触り抜群なの、うれしくて手足バタバタ。
天井からレースが王女様のベッドみたいに、垂れ下
がっていて触りたくて、手を伸ばしたのに届かなくて。
夢中になって手を大きく伸ばして触ろうとした。
いつのまにか手足をバタバタするのがおもしろく
て、夢中になっていた。
はっと、そんな私に気がついの。
赤ちゃんみたいなことしているのに。
お腹がすいて起きたことに。
赤ちゃんの体に引っ張られているみたい。
お腹はすいていて、、、自然に、、、指を吸っていた。
あの赤ちゃんのする指吸いですよ。
あわてて指を服で拭いて誰にも見られていないか
あわててきょろきょろ確認んしてしまた。
指しゃぶりを止めたら、よけいにお腹が空いている
ことが我慢できなくなってしまった。
「おんぎゃーおんぎゃー......」
とうとう大声で泣いてしまった。
「おんぎゃーおんぎゃー、、、、ひっく、、ひっく、」
わたしが、泣き出してそれほどたたないうちに。
バタバタ、、、バタン、バタバタ、、、。
赤ちゃんの泣き声を聞いて母親があわてて部屋に
入って 来た。
「、、、、ごめんね、お腹すいたのね。」
私を抱き上げて側のソファーに座り母乳を飲ませて
くれた。
「たくさん飲んで、早く大きくなってね、、、、。」
授乳している間も、終わってゲップさしてくれた後も、
母親はずうっと私に優しく話しかけてくれていた。
光るようなサラサラな銀髪が腰ぐらいまであって、瞳の
色はすみきった青空のようなすんだブルー。
顔は小さい感じでとても綺麗で、抱っこされている間
ずっと見つめていた。
私も大きくなったら、美人になれるかな?なりたいなと、
思っていた。
時間がたって眠くなってきたころ、二人の女性が入って
きた。
私が生まれてきたときに見た、女性でした。
ぬっくぬくで気持ちいいお風呂に入れてもらって、
ベッドに寝かされた。
お腹もふくれて、お風呂にも入ったの後なのですぐに
寝てしまった。
母親と二人の女性は、赤ん坊の寝顔をしばらく一緒に
見ていた。