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11,いやなの、ぜったいやーの

パパとママがお部屋入ってきたけど、私は知ら


ないの。


バタバタとあわてて入ってきたけれど、知らな


いの。


お兄ちゃんの胸に、顔をうずめて知らないの。


あんだけいっぱい泣いたのに、来てくれなかっ


たもん。


痛くて怖くて、いっぱい大声で泣いたんだも


ん。


「ごめんなさい、、ノアちゃん。お客様が、い


らっしゃっていたの。」


「悪かった、ノアゆるせ。、、ほらおいで


、、。」

 

ノアは、ゆるさないもん。


だって、、だって、、いっぱい呼んだんだ


よ、、。


ノアはね、ノアはね、、赤ちゃんなんだよ。


ものすっごくね、ふわんだったんだよ。


いつもだったら、すぐ飛んできてくれるの


に、、、。


最近は、ごそごそ動いたら、すぐだったの


に、、。


だから、いくら謝っても知らないもん。


 

泣いている私をお兄ちゃんは、ギュッと抱きな


がら背中をポンポンとしてくれているの。



「気がすむまで、ないていいよ。その後、パパ


たちを許してあげようね、、、、。」


ノアはイヤなの、、、と、お兄ちゃんの胸でい


やいやと首をふったの。


  

 だけど、、、、そうもいかなくなっちゃたの。


はあー、ためいきがでます。


っ、しかたがなかったのです。


私の食事は、、、、ママしか無理だったの。


空腹に負けて、ついでにパパも許してあげたの。


パパに抱っこしてもらいながら、話を聞いたの。


後で、ノアがまだ寝ている時間にお客様、招か


ざる客だったんだて。


パパは、王都で予定外の仕事が入ったので、


そのせいでママの出産に立ち会えなかったん


だって。



 




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