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100、大きいの、おねえちゃんなの

「ごちょちょさまなお。」


最後にジュースを飲んで。


ナフキンでお口拭いて。


もちろん、完璧介助だったの。


で、最後は完璧にね。


手を合わせて、ごちそうさましたの。


いつもね、してるんだよ。


でもね、みんながね・・・・・・。


不思議そうな顔をするんだよ。


もう・・・・・ぷんぷんなの。


あいあつは、だいじゅなの。


・・・・・・むむむ。


「ノアちゃんは、ときどきおかしな行動をとるの


よね・・・・・・。」


ままがね、顔に手を当てて小首をかしげるの。


ママは、若くてきれいなのよね。


その上、年齢より若く見えるんだよ。


ちょっと、年が離れた姉弟。


お兄ちゃんと並ぶと、そう見えるんだよ。


それなのにね、 そんなしぐさをすると、ね。


ノアがね、見てもとっても可愛いの。


それを見つめるパパは、とろけて台無しになって


るの。


でもね、直ぐに気付いて無かったそぶりするんだ


よ。


・・・・・・むりなんだよ。


すでにもう、みんなに見られているの。


知らない顔をね、してるんだよ。


パパだけは、気づいてないんだよ。


みんなのね、大人対応なの。


「・・・・・・ほんとだな、食前後の手を合わせ


ること教えてないのにな。」


無かったことにね、してあげたのみんなでね。


「ノアは、かしこいんだよ。


いろいろ一人で考えて、えらいんだいねー。」


「うん・・・・・・ねぇ〜。」


ノアの頭をなでなでしながら、お兄ちゃんが言うから。


まねたら、喜ばれてもっと撫でられたの。


もう、お兄ちゃんだぁいすきなの。


ノアが一番最後だったの、がーんなの。


ノアより小さい優姫と隼、ユウちゃんとハヤトは


終わっていたの。


食事を終えて毛づくろいを、していたの。


ノアの方が大きいのに、がーん。


衝撃の事実っだったの。


ノアの方が、大きいんだもん。


おねえちゃんなの。


まけてないもん、負けてなんかいないもん。


ノアの方が大きいんだもん、負けてなんかないの。


がんばって、おねえちゃんするの。


いっぱい、これからがんばるの。


うん、ファイトなの。


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