1,誕生・・・え・・・えっえー
初めまして、始めて書きます。主人公と一緒に成長して行きたいと思っています。ノアと共によろしくお願いします。
突然明るくなったと思ったら、三人の女性がいた。
何か聞こえた。
何を言っているのか口を動かしているけれど解ら
なかった。
ものすごく怖くなってきた。
怖くて怖くて我慢できなくなってきた。
どうしようもなく助けて欲しくて叫んでしまった。
(助けてー )
「おんぎゃー、おんぎやー、、、、、。」
びっくりした。
三人しかいない思っていたのに赤ん坊の泣き声がし
たから。
赤ん坊が泣いているのに三人は、まったく気にす
る様子もなく私を見つめてまだ何か言っている。
一人の女性が私に両手を伸ばしてきた。
もう一度怖くて叫びながら両手を、振り回 して
拒絶した。
え?、、、なっ?、、なに?、、、、。
何がどうなっているの、、、、、。
私が叫ぶと同時に、赤ん坊の泣き声が聞こえた。
いや、泣き声しか聴こえず私の叫びが聞こえなか
った。
それに、私が振り回したはずの手が、、、、、、。
小さな赤ん坊のような小さなちいさな、手 だった。
えっ、、えっっー、、、、、、。
と、パニックを起こしている間に小さなお風呂に
入れられた。
服(赤ちゃんだから産着?)も着せられていた。
ものすごく気持ちよかったし、服の肌触りがふわ
ふわで気に入ってしまった。
その頃には私も落ちついって来ていて、かんがえ
られるようになってきた。
今の私って赤ん坊なんだと。
なぜだか解らないけれどその思いがすとんと、あ
あそうなんだと心に入って来た。
今生まれてきたんだと。
今のが産湯っだったんだと。
赤ん坊の泣き声が自分の声っだったんだと。
理解してしまったら、怖さがまったく無くなって
きた。
母乳をもらったら眠くなってきた。
そんな私を三人が順番に抱っこした。
始め何を言っているのか解らなかったけど。
「、、、、、女神の祝福を。」
「この子に、、、、女神の導きを。」
「愛しい我が子に、女神の愛を。、、、、、生まれ
てきてくれてありがとう、、、、、。」
と、あっ解るようになったと思っているうちに眠
ってしま た。
〜・〜・〜・・〜・〜・〜
お腹すいたぁ~
がまんできなくて目の前に見えた物、自然にくち
にしてしまった。
ちゅっちゅっ・・・・・・
おいしいな・・・・・・・
ちゅっちゅっ・・・・・・
あ、、、赤ちゃんみたいに指しゃぶりしてしまっ
ていた。
あわてって指を服で拭いて誰にも見られていない
か、あわててきょろきょろ確認してしまった。
よかた、誰も側にいなかった。
ほっとしたのはいいけど指しゃぶりを止めたら、よ
けいにお腹が空いていることが我慢できなくなって
しまった。
これ以上はもう無理、もうがまんできないよう。
うう・・・・・・・。
「おんぎやーおんぎやー・・・・・・」
ないてしまった、恥ずかしいけどがまんできなか
ったんだもん。