やはり魔法を付与した道具が作れるなら日本人はアレに付けるよね!
「ぎゃははははは!」
「いつもあんな感じ何ですか?」
「いえ、あんな奇声なんて出してないわよ。」
『父さんが魔道具作ってた時もあんな感じだったよトロイ。』
「怖えよ!魔法使いってあれか何処か抜けてんのか!」
メイが魔道具を作り始めてから三日たった。レーレンとコンジェ以外は俺ですらアイツの作業部屋に入れないでいた。
そして、三日も奇声が時折響く。
「でも、助手として前のナチスだったかしらその人達の霊を使ってたからマッシだって言ってたわよ。」
「俺が見た助手は完全に頭が逝ってる奴ばっかだったんだが!」
『『魔道具を作る奴は頭が逝かれている奴らがほどんだ(よ)』』
実際に時折廊下で見る幽霊は突然笑いだしたり意味の無い事を一人でブツブツと言ってたりとすげえ怖かった。
『そもそも、お前等のパーティは俺から見たら可笑しいからな。』
「何でよ?私はマトモよ。」
「いや、メイは特に気付いていないか意識して無いか知らないが魔物と戦ってる時笑ってるからな。俺は、金遣いが荒いとか子供っぽいと言われるぐらいだし。メイは、知識に貪欲だしな。トロイちゃんが我がパーティの清涼剤だな!」
実際に俺達のパーティの精神値は少々異常だったしな。
「The MP40には縮小化をするか?しかし、その分の魔紋の面積が勿体ないな。マジックボックスと全ての銃を一体化させるか?そうなると、一体化させる為の魔紋を・・・そうだ、確か糸に魔紋を描くことで魔力を通す糸が出来ると書いていたな。いや、Kar98kの時の在庫があったはずだ。」
現在自分は屋敷の部屋の一室にて銃の魔道具化を図っていた。
魔法が一切無くてもオーガ程度なら殺せる程の威力のある武器だ。魔道具にすれば強烈なはず。また、自分の浪漫でもあるが。
「よし、先ず全ての銃に軽量化の魔紋を描くか。まぁ、そこまで大きく描かなくてもいいか。」
そう言い、自分はビートルキングの宝箱にあった筆を取り出す。
この筆は、《魔筆》と言い道具に大変複雑な魔紋と言われる紋章を描くと魔道具になるのだ。
「という訳で頑張れ!」
『『『了解!』』』
大量のゴーレムの声が聞こえる。ナチスの霊たちはあの後鉄の騎士のゴーレムにヒトラーの霊を入れ鉄の騎士のゴーレムから出現した石のゴーレムに強い霊以外を入れているのである。このゴーレム達は生前科学者や技術者、職人の様な人達だった為助手として重宝しているのである。
ゴーレム達は現在とても複雑な魔紋を銃に描いているのである。
「さてと、次は弾を魔力弾にするか。そうなると、無魔法の魔紋に物質化の魔法がいるな。本には書いてないか。仕方ない、新しく・・・」
『ドカン』
すると、ゴーレムの一体が魔紋を作るのに失敗する。失敗すると爆発する為本当にめんどくさい。
「って、魔糸に火がァァァ!消せ、直ぐに消せ!」
その爆発によって魔糸が燃えてしまう。ゴーレムが慌てて消そうとするが時すでに遅し全て燃えてしまう。
自分は、それを数秒程呆然と見た。
「ぎゃはははははははははは!」
そして、壊れたように笑う。それを一週間程続けようやく魔銃が完成した。
「出来たぞ。自分は、寝る起こすな!」
メイがようやく出てくると直ぐに自分の部屋に行き寝てしまった。相当疲れていたようだ。
「この袋は何でしょうか?」
「多分だがマジックボックスだと思うぜ。その中に魔道具が入ってるだろうな。見たらどうだ?」
俺はトロイにそう促す。トロイは、目を輝かせながら袋を見る。
しかし、その目から輝きが無くなる。
「これって何ですか?」
『『何だ之は?』』
そこには、真っ白のメイの世界で言う"銃"が入っていた。
「これは、メイの世界の武器で"銃"と言うらしい。アーベンさんの話では魔法の力無しでオーガを殺す程の力があるらしいから魔道具になってるなら強力な武器だろ!」
後に純白の魔銃士と言うパーティメンバー、トロイ・ルテが誕生した瞬間であった。
フューラー目線の所も今回導入してみました。どうですか?
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