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大人げない奴って偶にいるよな!

「宝物♪宝物♪ルンルン♪」

フューラーが上機嫌で歌う。

「気色悪いわよ、フューラー。」

「でもよ!あのボス相当強かったよな!なら、少しはいい奴が・・・」

「五月蝿い。さっさと開けるぞ。」

「嫌だ!俺が開ける!」

「「子供か!!」」

自分達はフューラーに呆れる。それを気にせずフューラーは、宝箱を開ける。今回は、六つだ。

「一つめ~。」

フューラーが早速一つ目を開ける。そこには、本が大量にあった。

「之は、哲学書や修辞学についての本。之は、フルカスが召喚した者に教える事の本一式。つまり、之からの試練に必要な事が書かれているといった感じかな?之は、自分が貰っておく。」

「それにしても、哲学何てこの世界には無いから転移者が適任ね。というより、哲学って何でこんなに難しいの?」

この世界には、哲学という概念が無い。その為、レーレンにとっては「何故そんな事を?」と思うらしい。

「自分も、哲学については全然知らないからな。勇者達にはいないが一人だけ詳しいやつがいたが。」

「それよりも、二つ目~」

フューラーが話を遮る。次の宝箱には案の定剣が入っていた。フューラーいき決定である。

次の宝箱の中身は、簡単に言えば玩具箱と幼児用の可愛い服である。之は、レイにあげたいという事で皆大変喜んだ。

四つ目は、金貨や宝石それにポーションである。

五つ目は、戦闘用・生活用の魔道具が入っていた。最近、生活用魔道具にハマっている為中々嬉しい。

そして、六つ目。そこには、

「槍?」

そう、槍である。少々禍々しい槍。しかし、龍眼から見ると異常である。

「之は、神槍だろうな。多分だが、フルカスが持っているという槍だろうな。」

「そうだな。大体ダンジョンボスを倒した後の宝箱の最後はその神についての品物だからな。」

「私には、《天魔混濁の槍》があるし。いらないかしら?」

「一応、もしもの時に持っていたらどうだ?」

「そうするわ。」

レーレンが貰うことになった。レーレンは、マジックボックスに槍を入れる。

「メイは、いいの?今回本以外無かったけど?」

「自分は、あの鉄の騎士を貰えればいい。」

と自分は騎士の鉄像を指差す。魔物では無い為魔石も取れない。しかし、無傷のままある為再利用する。

「さて、戻るか!」



「いや~、がっぽり、がっぽりだな!」

冒険者ギルドで売るものは売ってきて家に帰って来た。すると、コンジェがやって来る。

「おや?御主人様方お帰りなさいませ。レイ様は、エルと遊んでいます。」

「エル?」

自分は、全く知らない人物がレイと遊んでいる事に殺気が漏れる。

「落ち着いて!エルっていうのは復活したエルダーリッチよ。今は、フューラーの従魔よ。今は、謎の木や庭を管理しているわ。」

そういえば、家に戻る度に庭がグレードアップしていた。そして、謎の木とは現在()()と言ってもいい程に大きくなっている迷宮産の苗木である。

「エルの奴に聞きたいんだが?何で、数日であんな大木になるんだよ!ご近所の人に迷惑だろ!」




「どうじゃ!之で終わりじゃ!」

「うぅ。エルおじいちゃん強い~。」

レイとエルのチェスの様なボードゲームの試合はエルの勝利だそうだ。

自分は、それを殺気を滲みながら見る。

「エル、お前大人げ無さすぎだろ!

というより、メイ落ち着け。落ち着くんだ。」

「そうよ、私が始末するは!」

「レーレンも落ち着け!」

「エル、そのボードゲーム面白そうだな。自分もやってみてもいいか?レイ、少しエル(クズ野郎)と試合をする(の原型を無くす)から少しどいてくれないか?」

「分かった~」

自分は、高そうなマントを着た骸骨と向かい合う。

この、ボードゲームはチェスの駒の種類や量が増えただけである。

「迷宮では、負けたが今回はそうはいかんぞ!」

「安心してくれ。程々にする(存在を辱める)からな。」

先攻は、自分だ。さて、蹂躙するか。



「すいませんでした。」

「エルおじいちゃん何で土下座してるの~?」

「レイ、気にする事じゃないわよ。」

数十分後、自分は勝利しエルに土下座させている。精神的に効く攻撃をし続けた結果だ。

「まぁ、まぁ。それよりも、エルあの木は何だ?数日であんなでっかくなるものか?」

フューラーは、自分達をなだめる。そして、話を逸らす。

「あれらの木は、死霊樹・聖霊樹・精霊樹・時間樹じゃ。逆に聞くか神装を複数ある家に生えている植物が普通の木になるか?安心せい、精神魔法と光魔法の応用で見えなくしとるから。」

どうやら、この家に植物を植えるとおかしくなる様だ。

「そう言えば、コンジェ。《ダンタリオン迷宮》の二十階層のボスの宝箱から出てきた奴を渡しとく。」

そう言い、自分はコンジェにモノクルを投げる。

「有難く頂きます!」

それをコンジェがキャッチする。少し、嬉しそうだ。

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