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おい変人悪化してんじゃねえか!

「お主達にこれを与えよう。

汝ら、更に高みを行くことを願って。」

ザチラン国王が威厳のある声で言った。そして、自分達にバッチの様な物を渡した。

自分達は、拍手に包まれた。

これから、自分達をきっかけに各国の王達と勇者達を会わせる為の宴がある。

とても、憂鬱だ。




「王城に行くぞ三人共。」

あの後、冒険者ギルドに行ったらアーベンさんに呼ばれアーベントさんの執務室に来たら、そう言われた。

「何でまた!?」

「フューラー、お前等何をしたのか分かってるのか?」

「「「?」」」

「お前等に俺は呆れたよ。メイ、お前はこのパーティの中での頭脳だろ。」

アーベンさんは、自分達を哀れなものを見る目で言った。

「今迄踏破されていない迷宮を踏破した奴は大概英雄視されるんだよ。特に、今回は出来てから十八年も踏破されていなかった迷宮だしな。あの程度の迷宮は普通五年が最長何だが。しかも、お前等はその若さだ。この国の新たな英雄の卵と見られるだろうな。

そして、今回は他の国の王達に勇者達を紹介する事もあるからな。」

自分達は、それに納得した。

「だから、今から行くぞ。」

「はぁ!?」

「服装は、勇者達に冒険者の姿を見せたいという事でそのままで良い。説明するのが面倒臭いから寝てろ!」

アーベンさんが殴ったと思ったら自分達は、気を失った。



「やぁ、神城。久しぶりだね。」

「何だ?緋伊。」

そして、現在自分は勇者達に囲まれている。その目には疑問の光があった。フューラーとレーレンは、アーベンさん達の所にいる為自分一人だ。

「君は、一体今迄何をしていたのかな?何故これ程強くなったのかな?」

「知るか。それよりも食事をさせろ。お前等は、各国の王とお話でもしてろ。」

「バカ言うな。今回は、君達が主役だろ?」

此奴は、気付いていながら言ってくる。自分は、またフューラーを囮に逃げようと考えた。

しかし、

「くっくっく、二度も同じ手が使えると思ったかね?」

「俺も、聞きたい事はあるしな。」

聖堂と小田を筆頭に数人後ろにまわっていた。今の自分のLvは50対して彼等は一桁程だろうから強引に逃げられるだろう。

しかし、それは得策ではない。勇者達を傷付けでもしたらどんな事が起こるやら。

「僕も君に話したい事がある。」

そして、緋伊の隣に天翔がいく。

「何かなお節介さん?」

「僕は、君を此処に戻したいだけだ。」

それを聞き自分は彼を睨む。すると、若干怖気付く。こんなので怖気付くとは笑いものだ。

「何故かな?」

「僕は、君のやっている事はマトモで無いし君は死ぬかもしれない。同じ世界の者と一緒にいる方がいいに決まっている!そうだろ、皆?」

「俺もそう思う。」

「私達と一緒にいる方が安全よ!」

すると、過半数の賛成の声が挙がる。他の人は、やれやれといった顔である。

「緋伊、全く制御出来ていないだろ。お前は何をしていたんだ?」

「そう言ってくれるな同志よ。私の髪を見たまえ。之が彼のストッパーをしてた結果だ。悪化しているが決して怠けていた訳では無い。それに、今君のありがたみを彼等と共有しているとこだ。」

見ると、緋伊の髪に白髪がいくつか見られる。

「そんな事より、天翔。お前が言うマトモとはなんだ?自分達と同じ世界にいた人間と仲良く生産性の無い話をする事か?」

「違う!ただ単に僕は君を仲間として一緒にいる方が安全で普通だと思っただけだ。」

「安全、安全ね。君は、魔王を討伐するのに被害0で終われるとでも思っているのか?それに、普通なんていう時代や土地そして、人が変わるだけで大きく変化する言葉を言うんじゃない。」

「クッ!」

すると天翔は、言葉を詰まらせる。

「君はもしやこの世界がゲームの様な物と考えている所があるのではないか?ゲームならば魔王を誰も失わずに倒せる、いや殺せると思っているのではないか?」

更に言葉を詰まらせる。

「それにだ、自分はこの世界で骨を埋める覚悟を出来ている。何故ならば、この世界の住民は元いた世界よりも生きるという事をよく考えている。そして、人を殺すという覚悟も多くの人が出来ている。その心は、元いた世界より多くの人が真っ直ぐだと思えた。」

「どういう意味だ?」

「何も知らない君には関係の無い事だよ。それでは、」

自分は、この場から去ろうとした。

「待て、やはり自分は君の考えを納得出来ない。だから、せめて僕達と一緒にいた方が安全だと証明する為に決闘を申し込みたい。」

決闘を申し込まれた。

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