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屋敷

「お前等、何でどっか行ったんだ?」

「いや、職業を変えに行っただけだ。」

「私もよ。それで、あのミサちゃんとの食事どうしたの?」

「うん?暇な時に行こうってなったが。それより、お前等職業何にしたんだ?」

此奴は、気付いていないな完全に。自分はミサさんに憐れみを覚えた。

「自分は、精神魔法使いだ。」

「私は、光魔法使いよ。」

自分達は今、早速買った家に向かっていた。場所は、冒険者ギルドから十分程で王都の壁の近くの緑豊かな森にある。

「明日も、迷宮に行くか?」

「自分は賛成だ。」

「私も、次の層に行きたいわ。」

そんな事を話していると早速屋敷についた。壊れた所もなく、誰か住んでいると言われたら信じる程綺麗な状態だった。

「確か、魔力を込めるんだったかな。」

自分は、ライオンの取っ手の扉に魔力を込めて扉に開いた。

「なっ!?」

「どうかしたの...えっ!?」

「うわ!?」

自分達の目の前にはホコリ一つもないロビーが目に入った。家具の多くがそのままらしく、本当に誰か住んでいるのではと疑うほどである。

「おや、お帰りなさいませ。御主人様がた達。」

そして、何処からとも無く執事が上から降ってきた。

「只今、シャンデリアの掃除をしておりました。私、執事のコンジェでございます。」

そして、その人物は体が透き通っていた。



「直ぐに、お飲み物を御用意します。」

コンジェは、自分達を談話室に紹介すると何処かに行ってしまった。

「それで、あの執事の幽霊どうする?俺は残しとくのが得策だと思うんだが。」

「自分も賛成だな。」

「私も、こんな広い部屋掃除できないし。」

コンジェさんは、残される形となった。

自分は、例の本から《錬金姫の錬金術》を取り出しマジックボックスについて知る。

「よし!何か布は無いか?二人とも。」

マジックボックスには布が必要な為二人に聞く。すると、コンジェが飲み物を持って帰ってきた。

「水でございます。少し、聞きましたがマジックボックスの素材に必要な布でしたら前の主人の服がそのままあるのでどうぞお使い下さい。」

と高そうな服もついでに持ってきてくれた。

「ありがとう。それじゃぁ作るぞ。」

自分は、布を適当な大きさに切ってペンを取り出して布に魔紋を描く。

『空間の龍よ、汝の胃袋なんでも入りし。その胃現れた袋はこの布なり。』

すると、布が光だし止まった時には二つのマジックボックスが現れた。

「おおっ!これが。」

「凄いわね!ありがとう。」

レーレンが爽やかな笑みで感謝を言った。まるで、天使のようであった。




その後、コンジェさんにそれぞれ部屋を案内してもらい、各々部屋の場所を決めた。

只今、自分は《悪魔魔法辞典》を読んでいた。悪魔魔法とは悪魔が死霊を使って魔法詠唱の時間と効果を上げる魔法である。

そして、今日殺した【幻氷願】にかからなかったゴブリンの死霊を使うと予想していた以上の被害を出し、騒ぎになったが。

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