お前は絶対この階層にいる奴じゃない!
「グキュハ」
「ゲェブ」
「キシャー」
自分達は次々と現れる汚い緑色をしたゴブリンの大軍と戦っていた。
「喰らえ!【鉄斬】」
「フューラー!出過ぎだ、ゴブリンだからといって前に出すぎるな。」
「援護するわ。【光槍・三連突き】」
「【氷魔法・氷風】ゴブリンの動きを止めるから頼む。」
自分は、フューラーが前に出過ぎするのを止めゴブリン達を凍らせた。そこに、フューラーとレーレンの攻撃がはいり二十程いたゴブリンは全滅された。
自分達は、あの後まだ攻略されていない迷宮のゴブリンを十体討伐する依頼を受けた。
自分達が今いる場所は《ダンタリオン迷宮》の九層だ。
冒険者ギルドにある迷宮に繋がる転移魔法陣によ迷宮に着いた後、さっさとゴブリンを十体倒し一回層から下に行ったのだ。
迷宮は洞窟のような所で等間隔に松明が置かれており比較的明るい。また、点々と罠が設置されており自分はそれを探すのにとても苦労した。そのお陰で、罠察知という迷宮で重宝しそうなスキルを手に入れたが。
出てくる魔物は、ゴブリンが主で、偶にオークといった感じである。 自分達の経験値とスキルの実験の糧となったが。
その結果、龍眼というスキルがとても便利なものであったのを知った。
龍眼には三つの能力がある。
一つは、数秒先の未来が見る事が出来る。二つ目は、魔力を見る事が出来る。最後に、魔物か自分より格下の人種のステータスを見る事が出来る。
その結果、どの魔物が厄介で先に倒すべきかがいち早く分かった。そして、魔物達のステータスは、
・ゴブリン E級
職業 なし
今迄の職業 なし
生命力 100
魔力20
精神力5
スキル
棍術Lv5
繁殖Lv10
連携Lv3
・ゴブリンナイトD級
職業なし
今迄の職業 なし
生命力200
魔力40
精神力8
スキル
剣術Lv5
棍術Lv6
繁殖Lv10
連携Lv6
ゴブリンメイジD級
職業なし
今迄の職業 なし
生命力150
魔力200
精神力30
スキル
火魔法Lv5
無魔法Lv3
棍術Lv6
繁殖Lv10
連携Lv6
ジェネラルゴブリン C級
職業 なし
今迄の職業 なし
生命力400
魔力200
精神力60
スキル
剣術Lv8
棍術Lv10
限界突破Lv3
繁殖Lv10
連携Lv6
指揮Lv3
オークD級
職業なし
今迄の職業なし
生命力400
魔力20
精神力20
スキル
剣術Lv6
限界突破Lv3
繁殖Lv10
剛力Lv3
連携Lv3
であった。
そして、今自分達の前には巨大な扉があった。そこには、大量のゴブリンが刻まれていた。これが、迷宮で10回層事にあるボス部屋なのだろう。
「三時間でボス部屋何て可笑しいわね。」
「そうなのか?まぁ、二人ともどうする?ボス部屋。俺は入りたいぜ!」
「本に拠れば、ボスはB級のゴブリンキングだったな。基本的にゴブリンキングの取り巻きは百匹ほどだから行ってもいいと思うが。」
と自分は先程倒したゴブリンから耳と魔石剥ぎ取りをながら言った。
「私も、賛成よ。」
そして、自分達三人はボス部屋に入った。そこからが地獄の始まりであった。
ゴブリンエンペラー A級
nameコブリュ
職業 なし
今迄の職業 なし
生命力500000
魔力100000
精神力5000
スキル
鬼剣術Lv6
盾術Lv9
火魔法Lv6
闇魔法Lv3
無魔法Lv6
魔法剣Lv3
限界突破Lv10
繁殖Lv10
剛力Lv7
俊足Lv6
魔力回復Lv3
連携Lv10
指揮Lv10
ユニークスキル
王の咆哮
眷属強化
称号
皇帝
ネームドモンスター
ダンジョンボス
神封じの仲間
魔神封じの仲間
「グオオオオ」
4メートル程の巨体のゴブリンが玉座に座っていた。その周りには10体のゴブリンキングに千はいるゴブリン達の姿があった。
「初見殺し過ぎるだろ!」
「ボス部屋に入ったから撤退はできないぞ!
【氷魔法・氷槍山】」
「こうなったら、全滅させるわよ!
【光槍・衝突波】」
「オラァ、【二刀流・斬演舞】」
氷の針がゴブリンメイジがいた場所に現れ、光の衝撃波がゴブリンやゴブリンナイトにあたり、そこにゴブリン達の目に見えない速度で剣が舞った。
『記憶の龍よ、汝我が見たものを映した前!』
自分は、自分が見たものを二人に見せた。
「マジかよ!?上位の剣術を覚えてるだと。」
「しかも、称号も最悪ね。ここまでの強敵に会うなんてね。」
「神封じの仲間に魔神封じの仲間。此奴は倒さなきゃならないだろうな。」
「メイ、レーレン。あの作戦でいこうぜ!」
すると、フューラーが自分達の強敵に会った時の作戦を提示した。
「それしか無いわね。」
「分かった。フューラー持ちこたえろよ。」
「任せろって。」
フューラーは笑いながらそう言った。
「その氷、全ての者を惑わしそして、狂わせる。美しきその姿汝らは惑わされぬ事が無いように。【複合魔法・幻氷願】」
辺りに、薄っらとした虹色のある氷の世界がそこに現れた。龍魔法での複合魔法は未だに成功していないため普通の魔法なので相当な魔力を使った。
「後は頼んだぞ二人とも。」
ゴブリンエンペラーの驚いていた。先ず、先程の上位に位置する複合魔法を短い詠唱で使用した魔法使いに。自分の主人ですら精神力が足りずに数分かかるだろう。
そして、多くの配下のゴブリン達は同士討ちを始めた。
していないのは、10体のゴブリンキングと上位のゴブリンジェネラル、ゴブリンメイジにゴブリンナイトだけだ。
それでも数百人はいたので大丈夫だろうと高を括った。
しかし、美しい女の槍使いと三刀流の鬼人族の若者によって次々と葬られていく。
「【光闇槍・ルシファー】」
女の槍が黒く光りゴブリンキングの腹に突き刺さる。ゴブリンキングは黒い光を腹から爆発させて周囲に被害をもたらしながら死ぬ。光と闇という相反する複合魔法を使う槍使い。
「【三刀流・魔斬嵐】」
鬼人族が自分ですら辛うじて見える程の速さの剣で周りのゴブリン達を次々に肉塊にしていく。鬼神のような若者。
しかし、ゴブリンエンペラーには焦りが無かった。何故なら彼等と自分ではLvが違い過ぎるからだ。
彼等は未だにLv30ぐらいだろうが自分はLv500の大物である。さっさと、男達を殺してあの女を犯そうと思っていた。
そして、氷が次々に消えていく。配下は数十人程しかいないがあの優秀な母体で更に強いゴブリンができるだろう。
そうも思い、辺りを見渡した。槍使いと鬼人族が近づいてきた。近くにある大剣を取った。
この時、ゴブリンエンペラーの目には魔法使いが映っていなかった。
剣を横に振ろうとした瞬間、意識を失った。
ゴブリンエンペラーの首が音もなく落ちた。
首斬術は確かにイメージが高い程切れる確率が高くなる。しかし、余りにもLvが違うと失敗する。そこで登場するのが隠形術と暗殺術だ。隠形術は誰にも気付かれずに移動するスキル。暗殺術は、敵に意識されない程殺傷率が高くなる。
また、先程の【幻氷願】は敵を狂わせる他、思考力を低下させたり、幻を見せたりすることも出来る。
この結果、ゴブリンエンペラーに全く意識されずに移動し、必殺の一撃を首に叩き込んだのである。
「よっしゃ!A級撃破だぜ!」
「いえ、あれはネームドモンスターだし何かと特殊そうだったからS級並よ。」
「それじゃぁ、お楽しみの魔石を剥ぎ取りますか。」
ゴブリンキング以上のゴブリンは錬金術の素材として有用の為持ち帰るのが基本である。
そして、今ここに数千のゴブリンがいる。ゴブリンの耳は薬としてどれだけあっても足りないほど使う為回収するのが普通である。
しかし、自分達三人で数千のゴブリンを剥ぎ取るのは普通は無理だ。
『闇龍よ、死靈を集め人形に入れたまえ』
自分は、龍魔法を使い死霊を集め百匹ほどのゴブリンに入れ魔石と耳を回収させた。
最後に、自分自身をの魔石と耳を剥ぎ取らせて読み送りにした。
「後、あそこにある宝箱開けようぜ!」
フューラーが指を指す場所には十個の宝箱があった。流石に奮発しすぎでは?と思ったがボス部屋では普通二十パーティ程で攻略する為二十の宝箱が普通らしいから少ないほどであった。
「先ず、一つ目!」
フューラーが開けるとそこには魔物の布で出来た革の鎧に魔力が流れている剣が十本。
「おおっ!之は俺が貰うぜ!」
とフューラーが目を輝かせながら言った。
「別にいが。」
「私も、剣を使わないしね。」
「よし!という事でメイ、マジックボックスを作ってくれ。」
「はぁ!?自分は別に魔道具を作るのが得意な訳では無いのだが。」
「お前なら何とかなる!という事で二つ目!」
自分の言い分を聞かずに二つ目の宝箱を開ける。そこには、真っ黒のローブに白色で謎の文様が薄らと書かれているローブと黒い木に先端に銀がついたステッキに魔道具と思われる指輪が四つ。
「之は、魔法使いだろうな。自分が貰う。」
そして、フューラーは次々と開けていく。三つ目は白と黒の槍にとても軽い金属で出来た鎧。そして、魔道具と思われるピアスがあった。
之は、レーレンが受け取った。また、レーレンにもマジックボックスを頼まれた為それを了承したら。
「何故、俺とこんなにも差が!?」
フューラーが文句を言ってきたので
「差では無い区別だ。」
と返した。
四つ目は、説明書が入っており。速さが上がる靴や一瞬だけ分身が作れるナイフ。場所が書かれていない簡易転移魔法陣等であった。
五つ目はポーション類だが、自分がいる為ポーションは必要ない為殆どを売ることにした。
六つ目と七つ目は、戦闘用の魔道具ではなく魔法で動くチェスや冷蔵庫のようなもの。魔力を垂らすと酒が溢れる盆。などであった。
八つ目はペアルックの指輪とナイフであった。自分とレーレンがそれぞれ貰った。
「フューフュー、暑いねぇ。」
フューラーがそう言ったので殴っておいた。
九つ目は、大量の貨幣や宝石であった。
「そして、最後!」
そう言って、フューラーは一番小さい宝箱を出した。
「何が出るかな?何が出るかな?」
そして、嬉しそうに開けた。そこには、古びた本とボロボロの鉄の剣が置いてあった。
主人公達TUEEEE
ゴブリンエンペラーは普通に戦ったら先ず主人公達は勝てません。それぐらい強いです




