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変人の友人1
目を開けるとそこには神秘的な光景が見えた。大理石の柱に壁、床には魔法陣のようなものが光り輝いてた。これはオタクの彼と少し前に読み漁った異世界転移であろうと自分は思った。まさか、自分の身に起こるとは思わなかった。周りを見れば、案の定オタクは喜び・・・喜び過ぎだオタク。お前は麻薬でもやっているのか?多くは混乱し何人かは頭の中を整理する。すると、後ろから声を掛けられる。
「やぁ、同志冥。君はこの状況を理解できるかね。私にはさっぱりだよ。いや、君と尾木が読んでいた異世界転移という可能性が高いが。」
「その通りだと思うが、緋伊。君が来る時にこんな事が起こるとは凄い偶然だね。」
と友人の緋伊将暉に返した。緋伊は、赤い髪(地毛である)を書きながら困ったような顔をするがその青い目には興奮の文字が見える。緋伊将暉自分達は彼を天災という。
今日はこれで終わりです。