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ロリコンによる魔法講座

自分が目を覚ました時、既に朝であった。あのまま、寝てしまったようだ。

「朝食にはまだ早いか。」

朝食はいつも自分達三人の交代制でギルドの厨房を貸してもらっていた。

ギルドの職員の間で自分達は有名で、気軽に話しかけてくれる為、厨房も快く貸してくれた。

自分は、朝食が出来るまでする事が無いため例のテューポーンが封印されていた本を再び読み始めた。

龍語を習得した為か題名は既に読めていた。

【テューポーンによる龍魔法講座

作者 テューポーン グリモリオ 監視役 ゼウス】

監視役に凄い人物がいるなと思った。其れはさておき、自分はこれを読み始めた。

それによって分かったこと。

龍魔法とは属性関係無しに使える魔法である。しかし、自分にある属性の方が使いやすいらしいが。

他にも、龍語自体に魔力が入っている為魔法に使う魔力が圧倒的に減るのに、只の魔法よりも効果が上なのである。

『水龍よ、少量の水を』

試しに無害な魔法を使ってみる。すると、只の水を出したつもりが飲んでみるも魔力が回復した。

『氷龍、氷像を作れ』

すると、綺麗に透き通った氷の龍の像が現れた。そして、動いた。




あの後、龍の氷像を消して朝食を食べに行った。今日の当番はフューラーで朝から肉ととてもガッツリしていた。

そして今、黒色の金属で出来た扉の前に自分とレーレンが立っていた。

今日から、魔法についての訓練で副ギルドマスターの部屋に向かった。

副ギルドマスターは、太陽のへクセと擬似的な太陽を作り出したと言われる元SSS級冒険者だ。

その強さはこのギルド内ではアーベンさんの次に強いと言われているらしい。

「失礼します。」

自分は、覚悟を決めて扉を開けた。扉は驚く程軽かった。

自分とレーレンは部屋の中を見て唖然とした。そこには、様々な本や魔法の道具が乱雑されていた。

しかし、一番驚いたのは大量の幼女の絵が置かれていた事だ。

そして、部屋の中にあるソファーの上で一人の少年が幼女のエロ本を持ってパンツ一丁になっていたのである。

「おや?やっと来たんだね!僕がへクセだよ。君達が遅いからついミイちゃんの絵を見てしまっていたよ。」

肌が青白く、目が真っ赤で口から八重歯が伸びているエルフの少年が言った。

「真祖吸血鬼のアイドルのへクセ・マージだよ!」

自分は直ぐにレーレンの目を隠した。



吸血鬼

肉体的にも魔法的にも優れた元が人種であった者達。数万年前、冥府の神と血の神、魔法の神によって祝福を受けた約百人の人種に特殊な加護を与えた存在を真祖として、そこから真祖が眷属として第一吸血鬼・第二吸血鬼・第三吸血鬼となる。

太陽の光や銀、聖光魔法に弱いが上に行く程それが無くなっていく。

また、その代わりに不老で高い再生能力を持ち第三吸血鬼でも心臓と脳を一度に潰さなければ倒せないと言われる。

魔法や肉体的にも格段に上がるという。

以上が自分の知っているこの世界での吸血鬼の知識である。

その中でも一番上にいる存在がロリコンであるとは驚きである。




「それでは、魔法について教えてあげよう!」

あれから、数分後へクセに服を着替えさせるとへクセは黒板と二つの椅子と机がある部屋に連れていった。

そして、魔法とは何かの授業が始まった。

「先ず、魔法とは生物の中にある魔力という存在によって生み出される結果だと大雑把にいうとそう成ります。基本的に魔力とそれに関するスキルそして、魔術としての知識そして、情熱があれば何でも出来ます!先生だって、一人の女の子が太陽を作って上げしたからね!」

吸血鬼としてそんな事をしても大丈夫だったのだろうか?

それ以外にも、一つの疑問が浮かんだ。

「魔法と魔術はどう違うんだ?本によれば魔術師見習いの後はそれぞれの属性の魔法使いの職業が出ると書いてっあたが。魔術師という職業は無かったし。」

すると、満面の笑みで自分に答えた。

「中々、いい所をつくね。僕は、前の転移者に言われるまで考えたことも無かったんだけどね。

先ず、魔法と魔力の力で起こる結果。それでは、魔術とは?簡単に言えば新しい魔法を作ったり使ったり、既存の魔法を効率的にするのに必要な事だよ。魔法使い達はそれを無意識にやっている。

僕は、魔術というのを知識として考える事によって新たな魔法を多く作れるようになったよ。」

との事らしい。

「そんな事は誰も言ってなかったのだけど。」

「僕もね、それについて魔法ギルドに報告しに行ったけど発表され無かったしね。多分だけど、新しい魔法を無闇矢鱈に作って欲しく無いからそういった規制をはるか昔にしてそれが今も続いていたんじゃないかな?」

此奴の人格は駄目だがだが頭はとても凄い。

「さて、君達の目標は複合魔法を使う事だよ。まぁ、二日程で出来るだろうね。そして、之で君達は晴れて冒険者ギルドに入れる!頑張るよ!」

後に知ったことだが、複合魔法とは上級魔法使いが使う魔法であったらしい。




「さて、ロリコンどうだあの二人の様子は?」

「アーベンやめてくれ。僕は、ロリコンでは無い幼いもの向けのフェミニストなだけだ。答えとしてはあんな精神力の塊が二人もいるなんて驚いたよ。」

俺はそれを聞きながら奴のグラスに酒を入れる。ここは、夜のギルドマスターの部屋のだ。俺たち三人以外誰もいない。

「ロリコンと変わらんじゃろ。其れよりも、メイは龍魔法が使えるぞ。お主もいつか通り過ぎられるじゃろうな。」

「そうだね〜。まぁ、当分先だろうけど。それにしてもあの三人を見ている昔の僕達を思い出すね。」

「あぁ、俺が前衛でスクラーが中衛お前が後衛だろ。でもアイツらの場合はフューラーが前衛で敵を足止め若しくは少しずつ攻撃して、レーレンが槍でフューラーを援護しつつメイを守り、メイが魔法で高火力の攻撃若しくは首斬術でとどめを刺すか援護をするといった感じだろうな。」

「それでも、最初は三人という所は同じだよ。」

「ほっほほ、《生者の行進》を思い出すの。」

そして、三人は夜遅くまで酒を飲み明かした言う。

吸血鬼はロリコンでしたね。

ここで言う人種は人族とは違い「逃走という名の説明会」で出てきた種族達の事です。

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