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暗殺者ってそこまでいい職業では無いらしい。

「お前は馬鹿なのか?」


職業部屋を出て暗殺者に就いたのを報告したらアーベンに残念な子を見る目でそう言われた。

「暗殺者って言うのは対人用の職業なんだよ。だから、冒険者でなる奴は真っ当な頭じゃならねえし。なる奴もいるのはいるが極小数だ。」

成程、確かにそれもそうだが、自分にも理由がある。

「自分にも相応の理由がある。一つは暗殺者と魔術師見習いぐらいしかまともな戦闘職が無かったから。次に之から勇者や王に見つからないようにするためだ。」

「成程、それなら別にいいが…」

するとレーレンが職業部屋から出て来た。

「槍使いに就いたわ。魔術師見習いと迷ったけどね。」

「ふむ、儂が槍を教えたからの。」

「坊主も少しは奥さんを見習え。」

するとレーレンが顔を紅くした。

「他の職業が魔術師見習い以外は学者に司書・神官見習いそれにマインドコントローラーという全然分からないものだったのだが。」

するとスクラーとアーベンは顔を見合わせて言った。

「スクラー、お前そんな職業聞いたことあるか?俺は無いが。」

「儂もないが、前回転移者を召喚した時聞いたこともない職業に就いたと言われているからそれの関係じゃろう。」

そういえば、緋伊に人の操り方というのを教えてもらっていたな。それの関係だろう。

「まぁ、訓練の教官で暗殺者に就いた事があるS級以上の冒険者はいるのだがな…」

「嗚呼、あの酒好きか。あ奴で良いじゃろう。」

「アレを酒好きというかお前は。今頃、大通りで醜態を晒していやがる奴を。まぁ、明日に訓練について話すから今日はこちらが用意した部屋で寝てくれ。」

とアーベンは自分達に部屋を用意してくれた。

余談だが、スクラーが自分とレーレンが一緒の部屋で無いと文句を言い、レーレンに冷たい目で見られたが。




朝起きるといつもの地球の部屋ではなく王城の部屋より小さいが地球の部屋と同じくらいの大きさの部屋にいた。

簡素なベットと机が置かれており、机には酒瓶が転がされており、スクラーが寝ていた。肉体が無いのに何故飲めるかは分からないが。

自分はスクラーを起こすためにベットから起き上がった。

「スクラー、起きろ〜。」

自分はスクラーに声をかけ、背中を叩くとスクラーは肩をぴくりとさせた。

「ムッ、メイか〜。スクラーと呼ぶでない!お義父さんと呼ぶのじゃ!そうしなければ儂は起きんぞ!」

うわ、めんどくせぇ

そう思った。しかし、起こさなければアーベンに会えない仕方なく、

「起きろ〜、お義父さん。」

と言う。

すると、急に立ち上がり生き生きとした顔で自分の顔を見る。

「そうか、そうか。お義父さんか、ふふふっ。」

失敗したなと自分は思った。



「それじゃぁ、簡単に之からの訓練に話そうか。」

レーレンと合流しギルドマスターの部屋にギルドの職員に見付からずに行った。お陰で暗殺者のLvが1から2になった。

「まぁ、俺を中心にS級以上の冒険者に訓練の教官をしてもらうのだがな。お前らの他にも一人この訓練をしているから紹介する。フューラー来い!」

ギルドマスターの部屋の扉が開かれた。そこには自分と同じくらいの年齢の二つの木の剣を持った銀髪の髪に額に角を生やした青年がいた。

「お前と一緒に訓練することになったメイとレーレンだ。」

すると、青年は目を輝かせて言った。

「鬼人族のフューラーだ。これからよろしく。」

「転移者で人族のメイだ。こちらもよろしく。」

「ダンピールのレーレンよ。よろしくね。」

自分達もそう言った。

感想まってま〜す。

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