表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
八尺様の恋愛事情  作者: 琴梨
4/15

四話 おことの昔話①

「おーい!おこと~!」



「はぁい!今いきます。」



私は昔、とある村に住んでいた。


村の人たちは、貧しい暮らしだったけど、それなりに楽しく暮らしていたのです。




「おことは今日もべっぴんさんやなぁ…。」

この人は幸助というかたで、いつも私と仲良くしてくださるかたです。


あと、私の好きなおかたです…(照)



「顔真っ赤にして、いつにもましてでかいの!おことは(笑)」


「うるさい!」


べちっと佐助の背中を叩く。



「いでっ!力加減しろよ…。」


「佐助が余計なことするからでしょ?」


佐助、おこと、幸助は、いつも田んぼの真ん中で遊んでいた。



おことは、佐助も幸助も大好きだったー…。



でも、おことは身長が188㌢もあった。



幸助のお嫁さんになりたいと思っていたが、聞いてしまったのだ。



幸助は『小柄な子』が好きなんだと。



私と真逆やない…。



「もう…。いやや…。」




一人で、暗い物置小屋で呟いた。



(死んだら、小さくなれへんやろか。)



そう考えたわたしはー…。





「お、おい!幸助…!おことが!」



「佐助…。これ…。」



「「うわぁぁぁぁぁ」」


二人の叫び声に村の人たちが駆けつけた。



「おこと…!」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ