おまけ2 作品のあらすじと総合評価ポイント あと会話率
この話もどちらかといえば作者向け情報です。
もはやキーワードとはまったく関係ありませんが、せっかく取得した作品情報なので、作品の「あらすじ」の長さと総合評価ポイントの関係のグラフを描いてみました。
横軸があらすじの長さ(100文字ごと)、青い縦棒が作品数、赤い折れ線が0pt回避率、黄色の折れ線がポイント中央値です。
あらすじの長さが長くなると作品数も減っていきます。あらすじが300文字以下が29,173作品で、全体の9割弱(86.3%)の作品を占めています。
あらすじが401~500文字が1,022作品で、0pt回避率が87.9%と高くなります。それ以降は下がります。
ポイント中央値は601~700文字の場合に80ptとなりますが、作品数が217作品と少なく、実際に確認してみると総合評価ポイントが高い作品に引っ張られていました。
たとえば総合評価ポイントが高い書籍化作品で「書籍化が決定しました」「~巻発売中です」のような書籍情報があらすじに追加されていました。他にもPVやブックマーク数が一定以上になったりランキングに載った報告を追加されている作品もありました。
そういった元々総合評価ポイントが高い例は置いといて、もしあらすじが100文字以下の作品なら、あらすじを増やすと読者の興味を惹きやすい可能性はあります。(当然文字数よりあらすじの内容が重要ですが)
個人的にはあらすじが長すぎると(300文字以上?)
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をクリックしないとあらすじの続きが読めないので少し面倒だなぁ、と思っているのでこのグラフを作ってみたのですが、グラフ上からはそういった傾向はまったく見られないですね……
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もはやキーワードとはまったく関係ありませんが、せっかく取得した作品情報なので、作品の「会話率」と総合評価ポイントの関係のグラフを描いてみました。
「会話率? 何それ?」
「会話率は、なろう小説APIで取得できる、一行すべてが会話からなる行の比率です」
「ねぇ無理に会話率を上げようとしてない?」
http://dev.syosetu.com/man/kaiwa/
会話率を活用された例はあまり知りません。「小説家になろう 勝手にランキング」で有名?なサイトで検索できるのを見た事はあります。
「地の文より会話文が気持ち少な目が読者に好まれるようです」
「だからって最後で会話率を上げようとしなくても……」
完結です。お読みいただきありがとうございました。