謎解読班
□■弱虫勇者■□
今頃気づいたのですが、
母親、兄、妹、しかも父親が警察という、デス○ートみたいな家族設定になってしまいましたが、狙ってはいません。
言ってしまうと、兄が黒幕ではありません。いや、黒幕になる可能性があります。実は、まだ、黒幕を決めてないんですよ。前々回ぐらいで言ってた「おおまかなストーリー」ってのは、テロリストから爆弾仕掛けられるぐらいしか考えてないです。その他は、殆どあと付けですね。僕が書く小説は「4つの扉」以外、全て行き当りばったりです。無論、「敗者復活ゲーム」も行き当りばったりです。
では! アルテミス第5話「謎解読班」開始ッ!
✰08時24分✰
岳の家を出ると、寒さが陣に襲った。今から仕事に行くと思えば憂鬱だ。長い仕事になるだろうなぁ。流奈には「今日までには帰ってくる」と言ったが、帰れるだろうか。
車に乗った、珈琲が冷たくなっている。「はぁ…」とため息をついて、アクセルを踏んだ。
✰08時57分✰
★テロ対策本部★
テロ対策本部に着いた。憂鬱だ。車から降りて歩き始めたが、扉の前で足を止めた。「寝てた」って言ったら許してもらえるかなぁ…そんなはずないか。
中に入るとガヤガヤしていた。多分、誰も自分が入ってきたことに気づいていない。
「すいません…」
小さな声で言うと、一人の男が振り返った、柊さんだ。
「おお! 黒田くん! やっと来たか!」
「すいません。遅れました。」
「一応、理由は聞かないでおくよ。反省してるみたいだし。」
「ぁ……ありがとうございます。」
「こっち来て!」
「はい。」
付いて行くと、ある部屋に着いた。
「入って」
中には、二人の男と一人の女がいた。
「柊さん。これは…どういう…」
「“謎解読班”だ! 前、IQテストをやっただろ? その結果が良かった、上位5名で“謎解読班”を作った。オリオンが出した謎を解くのがあんた達の仕事だ。国民の命が第一だからな。」