星
□■弱虫勇者■□
今回は岳という陣の大親友が登場(?)します。
岳の性格は出来るだけ僕の大親友に似せるように書いてみましたw
ってなわけで、アルテ第2話です。
☆00時06分☆
自分のスマホが電話が来たこたことを知らせた。
「岳?どうした?」
『もしもし?陣?さっきの見たか?いや、見てないはずないよな!』
通話の相手は、大親友の二階堂 岳。自分はリビングから出る。
「あ、ああ。見たけど?」
『やばくね?めっちゃ面白いの始まったんですけど!』
「こっち側としては仕事が増えて憂鬱なんだが……」
『絶対Sh!ne年越しなんちゃらってヤツよりも何十倍も面白い!』
「仕事が増えて全く面白くないんですけど……」
岳もSh!neの年越しライブ見ようとしてたんだ、なんか笑える。
『なぁー』
「ん?」
『俺んち来いよ。』
「え?いや、無理だよ!多分今から仕事が…」
『いや大丈夫だって!じゃあ、30分までに来いよ!』
「え!ちょっと待っt」
切れた…
「警察から呼び出されたから、行ってくる。」
「えぇーもしかして、さっきの仮面男せい?」
流奈は、立ち上がった。
「あぁ、そうだ。今日中には帰って来れるようにする。」
「分かった」
家族に仕事に行くと嘘を言い、玄関で靴を履いている時。
「で、本当はどこいにくの?」
後ろから妻の声が聞こえた。
「え?」
「どうせ、二階堂くんの所だろうけど。」
これが、図星ってやつだ……
「なんで、分かった?」
「いいから、流奈に気づかれる前に急いで。」
「うん、ありがとう。」
「いってらっしゃい。」
「いってきます。」
玄関を出て、車に乗り、岳の家に向かった。
今日はいつもに増して星が綺麗だ。
先に言っておくが、岳は本当に凄い人だ。現在全世界で大人気の動画サイト“NIJ”という会社の創立者であり社長だ。
岳はほんとに天才なのに自分を凡人だと信じている。
☆00時31分☆
着いた。これが岳のマイホームだ。いつ来てもこう思う、
「無駄にでけぇ〜。」