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新年

□■弱虫勇者■□


弱虫勇者です。こちらの小説は柊零さんが僕の活動報告に書き込んでくれた「最強が逃げる〜一対三千の鬼ごっこ〜」から思い付いた話です。

無駄に壮大になってしまったw

柊零さんにほんと感謝。


それでは「アルテミス~鬼は72億人~」第1話START(スタート)です。

   ☆12月13日☆

   ☆23時00分☆


 大晦日。

 俺の名前は黒田(くろだ) (じん)

 職業は警察だ。

 俺たち警察にとってこういう縁日は、仕事がなくて嬉しい。まぁ、犯罪者達もこんな日に犯し(はたらき)たくはないだろう。


 妻、黒田(くろだ) 美代子(みよこ)は台所でお茶を飲んでいる。

 高校二年生の娘、黒田くろだ 流奈(るな)は「後1時間~♪」とか言いながらテレビリモコンをいじくっている、娘はSh!ne(シャイン)っていうアイドルグループが好きで0時から始まる新年ライブを視聴予約していた。

 来年20歳(ハタチ)の息子、黒田(くろだ) 拓斗(たくと)は、自分の部屋にいる。タイピングの音が聞こえているのでパソコンをいじっていることは分かる。


   ☆23時59分☆


「後1分で来年だ~!」

流奈がスマホを見ながら言った。

「そうだな」

 普通この時間は年を越すことにはしゃぐのだが、流奈は違う。0時から「Sh!ne(シャイン)年越しライブtv」があることにはしゃいでいる。

「あ! 後30秒!」

 拓斗はリビングに降りてこようとしない、去年は降りてきて家族みんなで新年を祝っていたのに、この頃拓斗は、部屋に(こもる)もるようになった、いや、食事の時はリビングに来るのだが、その他は全て自分の部屋にいる。

 年越しの時ぐらいは、リビングに戻ってくると思ったが……

「後10秒! 9! 8! 7! 6! 5! 4! 3! 2! 1!


   ☆01月01日☆

   ☆00時00分☆


(ゼロ)! お母さん、お父さん! 明けましておめでとう!」

 年を越した。今から「Sh!ne(シャイン)年越しライブtv」が始まる……ハズだった。

ガガー ガガッ ガー ー

しかし、画面は砂嵐だ。

ザザーーーッ

砂嵐が少しずつ薄れていく

そして、画面に映ったのは、白い仮面を付けて黒いフードをかぶっている男だ。

HAPPY(ハッピー) NEW(ニュー) YEAR(イヤー)!』

流奈は「何? これ? これって『Sh!ne(シャイン)年越しライブtv』? Sh!ne(シャイン)出てなじゃん。」と、自分が「チャンネル間違ってるんじゃない?」と言うと、「そうかも」と言って、リモコンを手にした。

 流奈は番組表のボタンを押し、確認した。

「いや、このチャンネルで合ってるハズ。じゃあ何で? コイツ誰?」

『俺の名はオリオン。はじめまして~宜しくお願いしま~す』

「あ! もしかして地上波じゃないとか?」と流奈。

「そうかもね。」自分は正直どうでもよかった。

 妻の美代子もどうでも良さそうだ。どちらかと言うと今テレビに映っているものの方が興味がありそうだ。

 流奈は「ちょっと友達に聞いてみる。」と言って、次はスマホを手にした。

「きゃっ!」

 流奈が悲鳴をあげ、スマホを落とした。

「どうしたんだ?」

と自分が言った直後に理由がわかった。

 地面に落ちたスマホの画面に今テレビに映っている映像が映っている。

 !

「もしかして!」

 自分はリモコンを持って違うチャンネルを確かめた。

「やっぱり……ジャックされてる……」

『とっくに気付いた人と思いますが、日本のスマホ・パソコン・テレビの電波をジャックしちゃってます。難しいかなーと思ったら、結構簡単に出来ました。俺凄くない? ね!』

 今になって本気でコイツの話を聞く。

『はい。俺が電波ジャックしてる理由(ワケ)は、この1年間みんなと鬼ごっこをしたいからでーす。』

「鬼ごっこ?」

『俺が逃げる側1人、鬼は全世界の人間72億人。でも、捕まえてみろって言っただけで警察は本気で追っかけて来ないよね、しかも一般人は俺に懸賞金がかからないと本気で追っかけて来ないよね、だから、日本のどこかにに爆弾を仕掛けました~!拍手ッ!1月2日になるとき、正確には23時間58分14秒後に爆発しまーす』

 オリオンと名乗る男がカウントダウンしているデジタル時計を持った。

『その爆弾、凄い威力です。北海道のど真ん中にその爆弾仕掛けたとしたら、多分、北海道の人全員アウト。動かしたり、爆弾をいじくったりしたらドカーン。でもね、ただ爆発しても面白くないし。あまりにも可哀想、だから…チャンスを与えます。その爆弾解除する方法は1つ! 俺が出す謎を解くこと!』

その男は1枚の紙を取り出した。

┏           ┓

    この謎解いて

     次に進め

    ┌───┐

    │INJDQ│

    └───┘

┗           ┛

『ジャーン!はい。これ1問目。解けたら下のURL(うらる)にアクセスして答えを入力してね。正解だったら2問目に挑戦出来る、それも正解したら3問目に挑戦出来る、3問目の答えは場所です。そこに爆弾があります。爆弾と共に4問目の謎があり。4問目の答えがその爆弾の解除コードです。さっ! この謎解いて! 次に進め。』

「インジドキュ? なんだこれ」

『一応言っとくけど1問目の答えはアルファベット5文字ね!5文字。じゃあ、 See you(シーユー) !』

ブチィッ

 テレビ画面は真っ黒。数秒後『予定を変更して緊急ニュースをお伝えします。』という文字が上に出た。

この小説は読者が参加できます。

感想で謎の答えを入力するとストーリーよりも先に次の謎に挑戦できます。

答えがわからなくても小説を読み続けてください、ヒントがあります。


答えが書いてある感想は消すので、出来れば、感想と謎の答えは他に書いてください。


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