シルフィさん…
初依頼を終えた後は、疲れ果ててそのまま眠ってしまった。
「ううん…、あ、昨日そのまま寝ちゃったんだ。って、アリス⁉︎」
アリスが僕と同じベットにいた。何故だ、疲れ果ててなし崩し的にこうなったのか、アリスが意図的にこうしたのか…
「アリス、起きてくれ!」
「セピア様、昨日はお楽しみでしたね♡」
「違う、アリスは何か勘違いをしている」
「…騙されませんでしたか」
心臓に悪いよもう…
「あの、さっきからドアがノックされてますよ?」
「え、誰だ?」
こんな朝早くから…
「セピアさん、居るのは分かっているのですよ?」
あ、僕をこの呼び方するのは…
「はい。やっぱりシルフィか」
「セピアさん、実家について詳しい話を聞いてもいいですか?」
「うん。ただ、その前に一通りの支度を済ませてもいいかな?」
「は、はい。すみませんこんな朝早く」
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「お待たせ」
「それで、実家を追放されたって本当なんですか?」
「残念ながらね」
「そうですか…」
だいぶガッカリしてるな。そりゃ、何かの手違いの方がいいに決まってる。
「ただ、正直今の僕的にはそんなに不満は無いかな」
「あの、魔力量が極端に少ないって聞いたんですけど…」
「うん。ただ、ユニークスキルのお陰でだいぶ改善されたかな」
「そうですか。それは良かったです」
どうやらかなり心配させてしまったようだ。
「そう言えば、僕との婚約はどうなったの?」
「セピア様、婚約の予定があったんですか⁉︎」
「そういえば言ってなかったね」
「この女、隅に置けませんね…」
「アンタ、いきなり敵対視するのやめなさいよ…」
「それで、結局どうなったの?」
「なんか弟とかいう人が当てがわれたから破棄してやりましたわ」
「破棄⁉︎それ、家的にも不味いんじゃ無い?」
「いや、そもそも私が無理言ってセピアさんと婚約しようとしましたので」
「そうだったんだ」
「それで、セピアさんは今何してるんですか?
「僕はアリスと冒険者として稼ぎ始めた感じかな」
「それはまた…苦労されてるんですね」
確かに、元々実家を継ぐ予定だったからなあ。そこから比べると随分と苦労する道に進んでいる気がしてきた。
「分かりました…私も冒険者になります!」
うん、何言ってるんだこの子?
お疲れ様です。
是非、ブクマと評価よろしくお願いします!
あと、今回ちょっと短めですスマン。




