依頼を受けます
連作してなかった気がしますが、平日は別作品を連載しています。
あと、今週からこの作品の更新は月〜水曜日に変更になります。木〜金曜日は別作品を連載中です。
是非見ろください()
「取り敢えず、いくつかの依頼を受けましょうか」
「そうだね、僕の残高を回復させないと…」
各種依頼には『推奨冒険者ランク』というものが設定されている。これを確認することでその依頼が自分で達成できうるかとか大まかな難易度を予測することができるわけだ。ちなみに、このランク付けは専門のギルド職員がやっているそうな。…Sランク依頼とか凄い大変そう。いつもお疲れ様です。
「これとかどうです?Cランク依頼『オークキングの討伐』。村の近くにオークの拠点ができたらしくて、その大元の討伐をお願いしたいとか」
「いきなりCランク依頼?ちょっと厳しいんじゃないかな…」
「セピア様、Bランク冒険者に勝利したのをお忘れですか?」
「それはそうだけど…」
確かに、そう考えるとBランクより上の実力のような気がするけど…
「まあいいか、最悪光魔法を連発すれば…」
魔導書に頼り切りになること前提である。僕に『努力』のふた文字はない!
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「ここですか…」
「何げに、僕イルージュから出たの初めてかも」
「そうなんですか?」
「これでも元貴族だからね。貴族の子供は余程の理由がない限り自宅がある国を出ることはないと思うよ」
「なるほど。外へ出てみると、意外と楽しかったりしますよ」
「そうだね。ある程度生活の基盤ができてきたら旅行とかも行ってみたいな」
そんな雑談をしていると、依頼主の村長がこちらにやってきた。
「今回は討伐よろしくお願いします」
「はい、善処します」
「お兄さんたち、冒険者の人?」
「うん。まあ、新人だけどね」
「頑張ってね!」
子供って純粋で良いよね。あ、別にロリコンとかじゃないよ?誤解を生みそうなので今のうちに訂正しておかないと…
「セピア様、行きましょうか」
「うん」
なんだかんだで僕の初めての依頼。
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「セピア様、あれですね」
「本当に、どういうロジックで生成されてるんだろうね」
この世界には数多くの謎が存在するが、その一つが『モンスターのスポーン』だ。なんの前触れもなく定期的にモンスターが出現するのは、そういうものだと割り切ることもできるが。厄介なのが今回のように『拠点』が生成されるパターンだ。これに関してはそれなりの戦力が無いと対処は難しくなってくる。ここで問題なのが、僕ら二人が『それなりの戦力』に成り得るかどうかだ。
「どうします?」
「取り敢えず、数を減らしておこう。『火の雨省魔力ver』」
ギルドで戦った時に見たので消費魔力量を減らしておいた。そこそこの魔力量で使える範囲攻撃は使い勝手が良いね。
「あとは…『氷の大地』」
追加で氷結ダメージと移動速度低下を入れておく。これだけお膳立てすれば戦いやすいだろう。
「セピア様、もう瀕死ですよ…」
「そうなの?いまいちよく分からないな」
「周りのオークは私が処理しますので、セピア様はオークキングをお願いします」
「分かった。『全回復省魔力・制限解除ver』」
やっぱり定期的に回復を挟まないと行けないのが面倒だな。ただ、これを端折ると最悪魔力切れになって動けなくなるからな。一気に命の危険が高まるので安全策でいこう。
「『不死鳥の弓』」
一撃で仕留めたい。オークキングは何げに厄介な攻撃手段なので接近戦は避けたい。だからこうして遠くから仕留めようとしているているのだ。
「ギャアアアアアア!」
アリスが金髪を振り乱しながらオークを殺戮(?)している。オークが可哀想になってきた。
「セピア様、こっちは終わりました」
「僕も討伐完了だよ」
「やっぱり早く終わりましたね…」
「やっぱり?」
とにかく、初めての依頼は無事完遂!
お疲れ様です。
是非、ブクマと評価よろしくお願いします!




