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マスター君は何処へ vol5

えー皆さん、大変お久しぶりです。

中間テストが終わってから早一週間が経過したのでそろそろ再開します()

「B,C,D,E!緊急事態だ」

「どうした、何が起こった」

「『ライン』が、突破された…」

「「「っ!?」」」


彼らの仲での『ライン』。彼らの主が、まず突破されることはないだろうと踏んでいるそのラインが、たった今突破された。さすれば、彼らの取る行動はただ一つ…


「全軍、突撃!」

「「「了解!」」」


その身を削ってでも、敵の進行を止める。


**********


外が騒がしいなと思ってみたら、見張り役が全然いないじゃないか。もちろん部屋に鍵がかかっているわけだが。


「これは、ワンチャンいけるか?」


こういうときに下手に出て行って、結果的に相手の怒りを買って命を落とすのはよくあるパターンだと思う。ただ、僕は現状これだけ手厚く保護(?)されているのだ。そう簡単に殺すとは考えにくい。


「それに、身に着けている装備を見る限り僕でも全然勝てそう!ただ、どうやって出ようか…」


今が好機なのは間違いない。この好機だけは逃したくないのだが…


「そういえば、前本で鍵を開ける方法みたいなのあったような…」


確か、日本の棒みたいなやつを穴に入れていた気がする。見よう見まねでやってみるか…


僅か数分後…


「あれ、空いちゃった」


あの方法余程禁忌だったのかなんなのか、素人の僕でも簡単に開けることが出来た。念のため、この方法で開けたことをは他言無用で行こう。幸運にも、武器は結構近場にある。片手剣を拝借させてもらおう。


「流石に魔導書はないか…」


僕が自分で作れるせいで感覚が麻痺している気がするが、本来魔導書はそこそこ高価なものでそうポンポンと落ちている者ではないのだ。


「まあいいか、剣さえあれば大抵の人には勝てるだろうし」


魔法が使えるようになるまで、僕はひたすら県の鍛錬を積んできた。そう易々と負けるはずはない…と信じたい。


**********


「あと少しで奥の如何にもな部屋に行けるんですが!」

「如何にもだからか知らないけど、敵の数がさっきより多いね」


その、如何にもというのはどういった様子を表しているのでしょうか。マスターも時折このような表現を使いますが、人間の会話と言うのはつくづく理解しがたいですね。ただまあ、この敵の数から察するに何かあるのは確実だろう。


〈早くそこを通してください。私は…もう4時間もマスターと触れ合っていないんですから!〉


その思考が届くはずがないという知識は、頭から抜け落ちていた。こんな感じで敵の相手をずっとしているので、気づけばそれだけの時間が経ってしまったのだ。個々の実力はそれほどでもないけど、連携が上手い。もともとどこかで軍隊でもしていたいんでしょうか。


〈『樹氷(アイススパイク)』!〉

「『落雷(サンダーボルト)』!」

「『殺人弾丸(デッドショット)』!」


これ以上長引かせると自分たちに不利と全員が判断したみたいです。みんな、ギアを一つ上げた感じがしますね。


「セェア!」

〈フッ!〉


**********


「多少数が減った気がしますけど…どれだけいるんですか!?」

「ホント。倒しても倒しても減らないじゃない…」


この時三人は気づいていなかったが、先頭不能になった人達は後方で回復して再び戦闘に参加していたのだ。つまり、現状やっと回復スピードをキル(?)スピードが追い越したといったところだろう。


「もういい!アリスさん、ここは私たちに任せて先に行って!」

「で、でも…」

「魔王幹部、舐めないでくれる?」

「…了解です。ハピネス、よろしくお願いしますね」


勿論思考は伝わらないので、全力でブンブン頷いておいた。


「ちょっと、そこを通してもらいますよ!」

「なっ!?突破されたぞ!」

「まさか、私たちを放っておけるとでも思った?」

〈私達と、いっぱい遊びましょう♪〉


一周周って私もユーリさんもテンションがおかしくなってきました。あとで、マスターにいっぱい癒してもらいましょうか…


**********

突き当たりの部屋に躊躇いなく入る。本来は罠とかも警戒した方がいいんでしょうけど、今はそんなこと言っていられません。恐らく、この部屋にこの事件の首謀者がいるんでしょうね。


「も、もうここまで来たのか…」

「ええ、早くセピア様を返してください!」

「まあまあ、そんなに焦るな。元気そうじゃないか、アリス」

「その呼び方は…まさか!?」


私をこう呼ぶのはこの世で二人しかいないだろう。そして、そのうちの一人であるセピア様は現在囚われての身ですから…この忌々しい声の正体は…


「お久しぶりです、アラン様…」

「やあ。そうだよ、アラン・フリューゲル。あの時は随分とみっともない姿を見せたが、今の俺は違う」

「どうでしょうか。犯罪に手を染めている時点で同等かと」

「ほう、お前も言うようになったじゃないか。あの兄の影響か?」

「さあ、どうでしょうか。それより、早くセピア様を返してください。今回の目的等は後でゆっくり聞きますから」

「そういって、素直に教えるとでも思う?」

「なら…力づくで吐かせるまでです!」


そういって、意識外からの攻撃を攻撃を仕掛けたのだが…


「なっ!?」

「おいおい、俺の実力をあの時のままだと思ってもらったら大違いだぞ?俺はあの後、本気で死にかけるほどの鍛錬を積んできた。意識外からの攻撃程度でくたばる俺じゃない。…『死神(ジ・エンド)(クロー)』」

「ああああぁぁ!!」


痛い、痛い、痛い!何でしょうかこの痛み。見た目上の傷は大して深くないが…胸がズキズキする。


「何ですか、これ…」

「冥土の土産に教えてやるよ。これは『闇属性』の魔法だ」

「闇、属性…」


闇属性とは、太古の昔に禁呪として封印された魔法。その特徴はその魔法の威力と…魔導書を使う必要がないという点だ。

お疲れ様です。

是非、ブクマと評価よろしくお願いします。

あと、流石にそろそろ更新していきますので気長にお待ちください。

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