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マスター君は何処へ vol2

連続更新とか言う奇跡。

暗闇の中、影たちが暗躍する…


「A。そちらの様子は?」

「B。ああ、現状問題ない」

「そうか。C,D,E,警戒を怠るな」

「「「了解」」」


これほどまでに統制が取れているわけだが、彼らにはある目的がある。


「絶対に、我が国を壊滅などさせんぞ…」


彼らは、イルージュの隣国『ストレア』の貴族が有する軍隊の複合組織。事実上、ストレアの主要戦力と言っていいだろう。そして、彼らは今…


「ヤツの仲間も相当な手練れだという情報だ。ヤツの救助に向かってくる可能性は十分にある」


ここ、イルージュで警備にあたっている。


**********


〈もう、どうせ勝てないなら無駄な抵抗などしなければいいのに…〉


私の中で、理解ができない人間の行動リストに追加しておきましょうか。



「おい、どうなってんだお前ら!幼女一人に壊滅させられるような我々ではないだろう!」

「で、でも…」

「あの幼女、異様につえぇ…」


先程から、少しばかり失礼が過ぎますね?何度も言いますが私は幼女ではないです!そこだけは譲れません。


〈個々の実力はそこまで低くないのですが…連携が終わってるから勝てないんですよ〉


あれ、私こんなという感じの白竜でしたっけ?まさか、マスターの性格が移って…最高じゃないですか!

そんな支離滅裂な思考を漂わせつつ、順調に先に進んでいく。


〈それにしても、よくもまあこの短時間でこれだけの施設を作れましたね。それにあの口ぶりだと…相当な権力者が一枚かんでいる可能性はありますね〉


そして、最深部と思わしき場所に到着すると…


〈これ、本気で言ってるんですか?〉


地下へと続く階段があった。


**********


「A!報告だ、『第一陣』が全滅だ」

「っ!…想定済みだ」


我らを動かしている者は、ヤツ及びその仲間の規格外さを理解しているようだ。『第一陣』など簡単に突破されると言われている。


「ほ、本当ですか?」

「ああ、B。今回は『打たせて勝つ』んだ。むしろ、最新層まで行かれるぐらいの気持ちでいろ」

「りょ、了解」


説明の際のあの顔。今まで数多くの人間の表情を見てきたつもりだが、あれほどまでに血走り、張り詰めた表情は初めて見た。あの顔…一度負けていることが容易に想像できる。それゆえ、これほどまでに念入りに準備をしているのだろう。


「総員。動くぞ」

「「「「「了解!!!!!」」」」」

お疲れ様です。

是非、ブクマと評価、作者のお気に入り登録もよろしくお願いします。

連休が終わってしまう。

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