温泉って結局どうなのよ vol3
お久しぶりです。ちなみにこれが投稿されている日は
通常7限 + 強制参加の補習
=合計8限!!!
とかいう意味不明なスケジュールをこなしています。
〈ふぁぁ…マスター、温泉ものすごく気持ちいですねぇ…〉
〈おおおぉ…これはぁ…〉
僕ら二人とも思考がフニャフニャしているわけだが…僕は温泉というものの破壊力を舐めていた。原因は一切わからないが、普段浸かっている浴槽の5倍は気持ちがいい。ホント、お湯の中に何か入ってるんじゃなかろうかと思い店員さんに聞いてみたところ、地底から湧き出した体によさげな成分が入っているとかいないとか…この気持ちよさへの干渉は少なそうだ。
〈それに、景色もいいですね〉
〈予想以上にいい眺めだな〉
温泉が与えてくれた非日常体験として、『外でお湯に浸かる』というものがある。露天風呂というものらしく最初は寒いだけだろうと高をくくっていたのだが…
〈景色を眺めるだけで、こんなにも優越感に浸れるんだなぁ…〉
〈これは、食わず嫌いしていたことを恥じるべきかもしれませんね。何なら、この調子で毛嫌いしている流行りものにも手を出してみませんか?〉
〈うっ…まあいずれね?〉
〈絶対実行しないじゃないですか…〉
僕は『意固地逆張り』という持病を患っており、流行りものに触れることを嫌う傾向にある。自分の中で明確な理由はないんだけど…なぜかわからないけど、新しい者だったり流行っているものに手を出すのは躊躇いがちだ。
〈ただのこだわりを『持病』と称するのはやめてください〉
〈…やっぱり思考会話不便じゃない?〉
〈私は普通の会話をしたことがないのでわかりませんけど…そうなんですかね?〉
〈うん、絶対に不便だと思う〉
世の中、知らない方がいい事と言うのも数多く存在する。そう、例えば…
(僕が今、絶賛目のやり場に困ってることとかね!)
僕らは今、温泉旅館内に備え付けられている混浴風呂に入っているわけだが…当然、お互いの体を隠す術などあるわけもない。つまり、お互い生まれたままの姿になっているわけだ。事前にハピネスにそうなると伝えたところ『今更何を恥ずかしがる必要があるんですか?私とマスターの仲じゃないですか』と言われてしまった。ちなみに、ちゃんと成体になっていれば体の一部を白竜の姿に戻して隠すことも可能だそうな。…何度も言うようだけど、ハピネスはまだ生後数か月なんだ。(ここまでの思考に約0.5秒)
〈?マスター、どうかしましたか?〉
〈いや、なな何ともないよアハハ…〉
幸か不幸か、今の思考はハピネスには聞こえなかったみたいだ。別に聞こえたところで悪いとかでもないとは思うんだが…間違いなく、今後の僕らの関係性が変化してしまうだろう。
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〈マスター、気持ちよかったですね〉
〈…温泉はぼったくりとか言ってしまって申し訳ございません〉
マジで許してくれメンスなんでもはしないけどさ!いやさ、なぜこれほどの人たちが温泉にお金を払うのか完全に理解したよ。これ、めちゃくちゃ気持ちいいうえに疲労が一気に飛んでいく。僕の『ほのぼの』リストへの登録も秒読み段階だろう。
お疲れ様です。
是非、ブクマと評価、作者のお気に入り登録もよろしくお願いします。
高校マジブラック。死んじゃうよこれ。




