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『ほのぼの』が探したい!

お久しぶりです。高校から「0限目あるから8時20分に登校してきてねー」とか言われましたが私は元気です。


〈マスター、私『ほのぼの』というのをやってみたいです〉

〈急にどうした?〉

〈実はですね…これを読んでみたんです〉


そう言ってハピネスが差し出してきたのは…『ほのぼの動物大全』という本。これは…僕の安眠用唖家読書!?最近なんだかんだ予想外な出来事ばかりでストレスが溜まっていたのだが…寝る前にこの本を読む、というかこのやわらかいタッチの動物のイラストを眺めることでスッと寝入ることができるという代物だ。


〈…どこからそれを?〉

〈マスターのベッドにあったので、拝借してきました〉

〈…なるほどね〉


これ見ながら寝落ちするんだから、そりゃそうだ。さてはて、『ほのぼの』したいと言われてもなぁ…


〈残念ながら、『ほのぼの』の明確な定義ってないじゃないかな?〉

〈そうですか…では、いろいろ試してみて一番『ほのぼのっぽい』のを採用しませんか!〉

〈今更ではあるんだけど、なんでそこまで『ほのぼの』にこだわるの?〉

〈日夜、マスターがこれを眺めながらとても優しそうな表情を浮かべているのを見ると…私自身がその『ほのぼの』を供給してあげたいと思ったんです!〉


マジか、見られてた…恐らくだけど、あまり人には見せられないような顔をしていただろう。


〈わ、わかったよ。それじゃあ、一緒に『ほのぼの』してみようか〉

〈はいっ!〉


こうして、僕らの『ほのぼの』探し(?)が始まった。


**********


まず試してみたのは…日向ぼっこ兼散歩。やることとしては至極単純で、晴れた日に特に目的もなく街を闊歩する。ただそれだけなのだが…これはこれで、意外と気持ちが和むのよ。


〈あぁぁ…これはなんか、心が落ち着くなぁ…〉

〈最初にして、結構なものを引き当てたかもしれませんぇ…〉


その証拠に、僕ら二人とも呂律が微妙に回っていない。ちょっと待て、思考会話で呂律が回らないってなんだ?もう僕には何が何だかよくわからないよ…


〈こうやって散歩するのもたまにはいいけど…流石に何回もしてると飽きてくるな…〉

〈マスター…そんなに精神がやられてるんですか…?〉


うん、自分が思っているより僕は癒しを求めているみたいだ。


〈もういくつか、候補を見つけてみた方がいいかもしれませんね〉

〈そうするか…〉


**********


次に試してみたのは…日向ぼっこ。

うん、言いたいことはよくわかる。なぜこっちを先に試さなかったのかって?単純に散歩が先に思いついたからで特に深い意味はない。ともかく、庭に椅子を用意してぼーっとしてみる。ただそれだけ。ついでに、ハピネスを腕の中に収納している。これはよくわからないが、本人がされたがったのでなんとなく腕に収まってもらった。


〈ハピネスの体、結構暖かいな…〉

〈そりゃあ、白竜ですから!〉


ちょっと自慢気なのがかわいいこと。このいい感じに暖かいのが中々…


〈これは…気持ちいいな…〉

〈私も、マスターに抱きしめられて夢心地です〉

〈それはよかったよ〉


付き合ってくれているハピネスも、リラックスしてくれているみたいでよかった。


**********


最後は室内編。僕のストレス解消が天候に左右されてはダメと言うことで…僕は今現在、お菓子作りに励んでいる。なんでも、料理等の作業をすると心地よく感じる場合があるとかないとか…(※作品上のフィクションです。科学的根拠は一切ありません。)正直僕も信用はしていなかったのだが…いざやってみると、これが中々楽しい。工作的面白さもありつつ、だんだん美味しそうに仕上がっていくのを見届けるのは中々に楽しかった。そして、作るものはハピネスの希望で『お菓子』となった。そんなこんなで、僕は今クッキーを作っているというわけだ。あとは火属性魔法を使って過熱していけば…


〈おお!完成だ!〉

〈早速食べてみましょうよ!〉

〈〈(モゴモゴ…)〉〉


出来上がったものを食べてみると…


〈マスター、しょっぱいですぅ…〉

〈もしかして、砂糖と塩間違えた?〉


有名になりすぎて、最早誰もしないであろう料理の失敗ランキング第一位。まさか僕がやらかしてしまうとは…


〈というか、どれが砂糖でどれが塩かわからなかったんだよな…〉

〈普段、キッチンはアリスさんに任せっきりですもんね…〉

〈今回は失敗したけど…なんだかんだ言って、楽しかったな〉

〈そうですね、またやりましょうか!〉


そんなこんなで、僕らの『ほのぼの』探しは終了した。結局何が『ほのぼの』なのか答えは出てないけど…こうしてハピネスとのんびり過ごすのも『ほのぼの』といえるのではないか。そう思えた。

お疲れ様です。

是非!ブクマと評価、作者のお気に入り登録もよろしくお願いします。

最近、高校生と言うこともあってなかなか時間がなくてですね…今回のように更新が途絶えてしまうことが頻発するかと思われます。

僕にはどうすることもできないので受け入れろください()

ちゃんとツイッターでお知らせはしますので。

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