一転
どうもお久しぶりです。
なぜこんなにも更新が空いたかと言うとですね…入学式と三回目のコロナワクチン接種とその副作用、これらが一気に押し寄せてきやがったからなんですよねふざけんな。
「なぜと言われても…セピア様の窮地と聞いて駆けつけてきたんですよ?」
「第一王女ってこんなにもフットワーク軽いものでしたっけ…」
アリスの疑問は最もだろう。仮に、本当に僕の窮地と聞いて行動を起こそうとなったとしても、普通は部下等を派遣するだろう。それがなぜ、イルージュで一番か二番目ぐらいに重要人物なエリスさん本人が来ているなんて事態になってしまったのだろうか…
「勿論私の息のかかっている部下たちを動かしましたよ?そうでもしないと批判を受けるのは必至ですからね」
「ダメじゃないですか。今堂々と権力の濫用を白状しましたけど」
「セピア様のためだと言えば、国民も快く受け入れてくれるでしょう」
そんなにも愛と友情を大切にする国民性だっただろうか…
「というか、どうやって僕らの位置を特定したんです?これでも、一応隠れてるつもりなんですが…」
まさか、外部に情報が流れてるとかないよな…
「私の情報網を以てすれば造作もありませんよ?」
「やっぱ私この女嫌い」
「激しく同意です、ユーリさん」
お、珍しくアリスとユーリが意気投合したな。
「とにかく、私は部下から正しい報告を受けています。今回のことは、一部の者が独断で行ったようです。つまり、セピア様の身の潔白は証明されています」
「そうですか…よかった…」
本当によかった。僕だけでなく、アリスやユーリなどにも迷惑がかかってしまうことだけはどうしても避けたかった…
「さあセピア様!国に戻って冤罪を晴らしましょう。ついでに、私との婚約を…」
「後者は遠慮しておきますね」
「チェッ…いけると思ったんですが…」
王女様が使っていい単語集みたいなものでも作ろうかしら…
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そして、エリスさんとともにイルージュに帰還すると…
「セピア様…なんでしょうか、この視線は」
「うーん…もしかすると」
「はい、現在セピア様は犯罪者という扱いになってしまってますからね…」
うわぁ…この視線は結構きついものがあるぞ…
「安心してください。必ず私が冤罪を晴らしてみますから」
「…本当に、お願いします」
今回は、エリスさんの手腕にかけるしかなさそうだ…
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そして、場所は変わって公開裁判所。数多くの一般人が観覧席におり、この後の展開を期待している。そして…
「皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。さて、昨今流れている『セピア』さんが今回の戦争において不当な指揮を働いていたという話ですが…全くの嘘です。事実は何もありません」
一気にざわつきが大きくなる。そりゃあ、王女自ら僕が戦争の被害を大きくしたわけじゃないと言われ…それと同時に、勇者のせいではないかという疑念が高まったのだから…
「今回の被害拡大の要因について、この場で一概にいうことはできませんが…少なくも、セピアさんのせいではないということをご認識ください。そして…誤った言葉を鵜呑みにし、独断で行動を起こしてしまった、一部の部下に対しては、厳しい処分を下します」
こうして、僕の冤罪は晴れた。
お疲れ様です。
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ちなみに、執筆時も注射の影響で左腕が激痛です。その関係で右腕をメインでタイピングしているので、右腕も痛くなるという負のループに陥っています。助けてください。




