冤罪ってやつじゃないすか vol2
このチャプターは一瞬ですね。
某国某時刻…
ハピネスの背中に乗って取り敢えずイルージュから抜けた僕らは、一旦隣国に来ていた。
「危なかった。あれ絶対事実を捻じ曲げられて犯罪者に仕立て上げられるだろ…」
「確かにそんな感じしましたけど…状況はあまりよくありませんね」
そう、現状僕らは一方的に逃げてきている状況なので、世間的な印象はあまりよくない。さてどうしたものか…
〈マスター、もしかして捕まってしまうんですか?〉
〈あのまま言われた通り王城に行ってたら、そうなってたかもしれない〉
〈危ないところでしたね…〉
本当に。一歩間違えれば犯罪者となり、社会的に死ぬことは避けられないだろう。
「取り敢えず、今日はもう宿を取りましょうか。あまり動くと嗅ぎ付けられるかもしれませんし」
国同士の王族が連携しているとは考えにくいが、その可能性もなくはない。今日はあまり大きな行動を起こさない方がいいかもしれない…
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そして近場の宿を探した結果…随分と高くついてしまった。それはなぜか、店員さんがやたら防音機能の付いた部屋を勧めてくるからだ。なぜ防音が必要なのか僕には今一つわからなかったが…
「セピア君、店員さんは良心的だねー」
「どういうことだ?勝手に防音つけられていい気はしないんだが…」
別に大した差額じゃないからスルーしたが…
「若い男女が同じ部屋…音が出るんじゃない?」
「…あー」
なんとも微妙な反応になってしまった。今はそんなことしてる場合じゃないというのは大前提としてわかっているわけだが…いざそういわれてしまうと、なんかやってもいいんじゃないかと思えてくるから人間の脳と言うのはとても単純である。
「セピア様…手を出してくれないんですか?」
「いや、えっと…ほら、ハピネスもいるし…教育に悪いかと…」
〈マスター、私が邪魔なのであれば外へ出ていますけど…〉
〈いや大丈夫。むしろ否定材料にしたいから是非ともここにいてくれ!〉
〈…わかりました〉
否定材料とか言ってしまって申し訳ないけど、残念ながらハピネスが出て行ってしまうといよいよ断る理由が無くなってしまう。ハピネスは生殺与奪の権と言っても過言だな、うん。
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翌日…あ、もちろん手は出してないよ!?こんな状況でそこまでする勇気はない。
「おはようございます…セピア様、昨日は随分と激しかったですね…」
「勝手に記憶を改ざんするな?僕は何もしていない」
そんなことを話していると…僕らの部屋を誰かが訪ねてきた。まさか僕の居場所が…?とか思ったが流石にそんなわけないだろうと思い宿の店員さんだと判断する。
「はぁーい…」
「セピア様!ご無事ですか!?」
「…ふぇ?」
なんであなたがいるんですか第一王女様?
お疲れ様です。
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あそういえば、テンプレートとかいう機能が追加されたみたいですが設定が面倒で使ってはいません。導入したらお知らせします(誰得なのかが僕は知りたい)




