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君の美しさへの
一夜の契りにも
詩人の五分の魂
人の身体の美しさ
君の豊満なバスト
スラリとした脚と脚の伸びるさま
まず優しく触れる
汗の匂い
清潔な髪に残る微かな水分
キスをし
秘められた部分にも
触れてみた
人さまざまな陰毛の生え具合
温かさと湿り気
けっして不快ではない
抑えきれない
なにをしても
昇りつめる衝動は
止まらない
君が好きだ
愛してると言葉に出すと
形を遺してしまう
小さな君の宇宙に投げ出されて
同質の君の大きさに受け入れられる
そのまましばらく君の上で眠る
君の部屋のシーツが二人の性交で
冷たく湿る
申し訳ないと思うので
すこし離れて
ティッシュで拭きとり
一息してから
また君にくっついて
おっぱいを触りながら
朝までゆっくりと
きっとなにかの夢を見ながら
先に起きる君の催促があるまで
朝のコーヒーは
自分で入れる
たくさんの経験あるわけではないので
たくさんは書けないけれど
性の背後にある喜びを
文章として残せたら