第七話 話し合えばなんとかなるってよく言うよね
今回は長めです。結構頑張りました。
とは言っても他の皆さん方が書かれた小説よりはずっと短めで、もっと頑張ら無ければ………と思う日々ですが。
そして、会話表現も多少変えています。やっと確定してきた感じです。やっとまともになった感じです。
それではどうぞ。
裕人が待ち合わせ場所に着くとそこには涼子と涼子の友人である樋口愛絵がいた。
涼子「おはよー、ゆーと」
裕人「おう、おはよう」
愛絵「裕人ぉ、聞いたよ?りょーこと入れ替わっちゃったんだってぇ?」
裕人「うん、まあ………」
愛絵「ホントにどっからどう見てもりょーこね。もしかして裕人、りょーこの体に変なことしてないでしょうねぇ」
裕人「あ、当たり前だろ!?んなことするわけねぇだろ!?」
愛絵「そんな否定するなんて、あやしいなぁ」
裕人「ほ、本当になんもしてねぇって!」
愛絵「わかったわかった。裕人がそんなこと出来るわけないもんねぇ」
裕人「う………馬鹿にしやがって」
涼子「ま、まあゆーと、かなたん。ここで立ち話も何だから近くのお店に行かない?」
愛絵「そうね。そうしましょ。ほら、裕人も怒らない怒らない」
裕人「うぅ………」
(くそー。やっぱこの二人には勝てねぇな………。)
裕人は改めてそう思い、三人は近くの喫茶店へ移動した。
そして喫茶店の中でこれからのことについて話し合いが始まった。
涼子「ま、まず、私達が入れ替わっちゃったってのは理解出来たわよね。」
愛絵「そりゃあ今のすがたを見れば一目瞭然ね。
入れ替わった理由はよくわかんないけど、とにかくそれは理解出来たわ」
涼子「それで、これからどうしようってことなんだけど………」
愛絵「どうするって………戻る方法がわからない以上、しばらくはこのまま生活するしかないわよね」
裕人「まあそうするしかないな」
涼子「明日から学校だけど、取りあえず普段の生活態度くらいは今まで通りにしないと、怪しまれるわね」
愛絵「今思ったんだけど………」
涼子&裕人「なに?」
愛絵「まずあんたたち、容姿と話し方が合ってないわよ………」
涼子&裕人「あっ………」
涼子「こほん。では改めて」
愛絵「明日から学校だけど、二人の普段の生活がわからないと、困るわね」
裕人「そうだ………ね」
愛絵「涼子は普段どんな感じ?」
涼子「うーん。まず休み時間は友達と話してるわ……じゃない、話してる。
昼休みは、いつもは購買で買ってる………よ」
愛絵「くくっ………。そ、それで裕人は?」
裕人「お弁当は………そうだな………違う、そうね。わたしは、母親…じゃなくてお母さんが作ってるから、それでいつも友達と食べてる………わ。休み時間は………牧野と同じ感じ」
愛絵「ぷぷっ………あははははっ!!!」
裕人「なんだよ…じゃねぇ、なによ!」
愛絵「あの裕人が………女の子の言葉で話すなんて………あははははっ!!!」
裕人「笑……わないでよ」
愛絵「あははははっ!!!あーお腹痛い!!!」
裕人「くっそー!」
涼子「ま、まあ取りあえず休み時間とかのことはわかったわ。
明日は取りあえず今日言ったことを参考にして、一日過ごしましょ」
愛絵「りょーこ、しゃべり方、戻ってるよ………」
涼子「だ、大丈夫よ!しゃべり方を直すなんてすぐできるんだからっ!!!」
裕人「………(不安だ)」
愛絵「………(同感ね)」
そして不安を残したまま入れ替わった学校生活が幕を開ける………って、今回の話し合い、果たして意味あったのか!?by裕人
続く
キャラクター紹介は都合によりお休みさせて頂きます〜作者より〜