第三話 バスタイム………は始まらない
はい。タイトルの通り、裕人の妄想の時間は始まりません。そして文章がだんだん粗くなってきてます。すいません。もっと丁寧にやっていきます………。それではどうぞ。
裕人と涼子が別れたその直後………。
「さあ、ゆーとの家に行かないと」
涼子は裕人の家に向かって歩きだした。
まあ体が裕人であるから裕人の家に帰るのは当然である。
数分後………。
「うーん」
裕人の体とはいえ、心は涼子である。
そしてその涼子は中学生。少しずつ異性を気にする年ごろだ。
「べ、別にゆーとのことがどうとかってことじゃないんだけどね」
一人つぶやく。しかしその一言で状況が変わるわけでもなく、しばらく涼子は家の前で悩んでいた。
「あっ………」
ふと涼子は大事なことを思い出した。
涼子がいつも帰ったらはじめにすること。それは………
その瞬間、涼子は走り出していた。
そのころ裕人はというと………
「うーん」
こちらも悩んでいた。また別の理由で。
「着替えなんてどこにあるんだよ………」
裕人は着替えを探していた。
しかし涼子の着替えの場所など当然わかるはずもなく、裕人は部屋の真ん中で立ち尽くしていた。
と、その時
ドンドンドン!!!
誰かが窓を叩いている。
「もしかして………牧野………?」
裕人が急いで窓を開けるとそこには涼子の姿が。
「ど、どうした?牧野」
「良かったぁ。間に合ったぁ」
「?」
「ま、まあ気にしないで。」
「いやいや、窓から入りこんで来なきゃいけないほどの用事だろ?」
「う、うん………」
「それが気にならないわけがないだろ」
そう言ってから裕人が涼子を見ると、涼子は顔を真っ赤にして俯いていた。
「ど、どうしたんだ牧野!?」
「……………から」
「え?」
「わ、私が体…洗う………から………」
「ああ………ってええ!!!?」
続く
涼子がツンデレ化してます。はい。そこは取りあえず置いといて。次回はバスタイムです。しかも涼子が裕人の体を洗っちゃいます。裕人の理性やいかに!!?ではまた次回………。