表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/25

第十七話 妄想の彼方へ………?

遅くなりましたが何とか更新です。

事件………というほどではないが、その出来事は、先生のある一言から始まった。



先生「えー、今度の修学旅行のことだが………」


裕人&涼子「え゛っ」


先生「どうした?大崎、牧野」


裕人&涼子「い、いえ。なんでもありません………」


先生「そうか。では改めて、修学旅行の日程が決まったから、今から渡すプリントをよーく読んでおくように」



はーい。という生徒達の間の抜けたような返事とともに、クラス全員にプリントが配られて行く。



そして裕人もプリントを受け取り、それを見てみる。


当然そこには「修学旅行日程表」の文字が。


(愛絵の言ってたイベントって修学旅行か。

しかし入れ替わったことばっか気にしてたら、すっかり忘れてたな)



そう思いながら裕人は詳しい予定が書かれた部分を眺めた。


どうやら行き先は北海道らしい。

一日目に観光し、二日目、三日目でスキー教室、四日目で某有名動物園の観光という、いかにも冬らしい内容であった。



その後裕人は宿泊先を見て、思わず赤面した。


そこには、「○○温泉××亭」という、いかにも温泉旅館らしい名前が。


そして裕人の脳はフル回転を始める。


(温泉旅館→温泉→裸→入れ替わり→牧野の裸………)





愛絵「おーい、裕人?」


裕人「むふふふふ」


愛絵「裕人ぉ?」


裕人「………んふふ」


イケナイ、裕人が妄想の世界に入っている。

そう思ったが取りあえず黙っておこうと思う愛絵であった。





一方、裕人の妄想は膨らみ続ける。


普段、というより入れ替わってからはずっと涼子が体を洗っていたが、修学旅行ではそれが出来ない。

それもそのはず、涼子は今裕人の体であり、女子風呂に入ろうものなら一瞬で追い返されるに違いない。

とすると、ついに裕人は涼子の裸を拝むことが出来るのである。



徐々に裕人の頭の中は、ピンク色で支配されて行った………。










一方涼子も、同じことに関して考えていた。

別に妄想をしているわけではない。

温泉に入る以上、裕人に確実に自分の産まれたままの姿を見られるということは確実である。

普段なら自分で洗うことで見られずに済んでいるが、外でとなると話は別だ。

男の体である以上、女子風呂に勝手にずかずかと入っていくわけにはいかない。



涼子は上手く見られずに済む方法は無いのかと、必死で考えていた。





その二人の様子を見比べていた愛絵は、

「青春ねぇ」

と一言つぶやき、修学旅行で裕人や涼子にどんな質問責めをしてやろうかと考えていた。










先生「おーい、自主見学の班決めを………」










続く


最近、キャラクター紹介はいつやるんだ?と知り合いに言われました。お願いです。そこ突っ込まないで………。そこまで余裕がないんです………。暇だけはあるんですがね。頑張って数話後あたりには紹介載せますので(多分)、これからもよろしくお願いします。え?紹介出来るほど登場人物がいないじゃないかって?お答えしましょうか。その理由。長くなったので、それはまた次回に………。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ