表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/25

第十六話 全て丸くおさまったようです

今日二回目の更新です。

そしてついに音楽のテストがやってきた。

涼子は精一杯練習してきた。しかし音痴は簡単に直るはずもなく、不安を抱えたままテストに臨むことになった。




涼子「あたし………ホントに上手く出来るかな………」


裕人「だ、大丈夫だよ。牧野なら出来るって」


涼子「そ、そう………?」


そう聞き返す涼子の顔には緊張の表情が浮かんでいた。






そして無事裕人はテストをこなし、ついに涼子の出番になった。


先生「次、牧野」


涼子「はいっ」


そう返事をすると涼子はテストの会場へ向かって行った。



愛絵「まあ裕人、今回はあきらめなさい」


裕人「まあ、正直そのつもりだ」


裕人も理解していた。いくら努力家の涼子でも、カバー出来ることには限界がある。

成績が低くても、絶対涼子を責めてはいけない。それはしょうがないことなのだから。










そして、テストの成績内示の日。


裕人と涼子は、お互いに憂鬱そうな顔をして登校していた。


愛絵「どーしたの、お二人さん?そんな顔して」


裕人「こればっかりは、察してくれよ………」


愛絵「ま、まあ大丈夫よ!人生なんとかなるってば!」


裕人「まあ、なんとかなりゃいいけどな………」


愛絵「………」



いつも明るい愛絵だったが、この時ばかりはこの雰囲気を変えることが出来無かった。











しかし、その数時間後には二人は笑顔になっていた。


愛絵「あんたたち、どれだけ感情の起伏が凄いのよ………」


涼子「だって………ねえ?」


裕人「おう!」


愛絵「まったくもう………」




予想に反してテストの結果は良かったようで、二人とも大喜びであった。




愛絵「はいはいお二人さん、喜んでるのもいいけど、あのイベントも忘れちゃだめよ〜」

涼子「あのイベント?」


裕人「なんだったっけ?」


愛絵「完全に忘れてるよ………」







次回、あのイベントが姿を現す!?











続く


あのイベントが、次回やってきます。そのイベントが、二人を大きく動かすかもしれませんが、それはまた………

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ