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第十四話 学生ですから、テストはつきものです その3

昨日は睡魔に大敗した影響で更新出来ず大変申し訳ありませんでした。これからは睡魔に勝てるよう自らの脳を鍛え、毎日更新していきますので、これからもよろしくお願いします。

そしてテスト当日。


裕人と涼子が通う学校は、筆記教科のテストを先に行い、実技を最終日に行うという流れであった。

今日は筆記試験の第一日目である。






涼子が朝裕人に会うと、裕人は変わり果てた姿で立っていた。


涼子「おはよーゆーと………って大丈夫!?」


裕人の目はうつろで、その下にはくまが出来ていた。


裕人「うん………おはよ………

ちゃんと………勉強………してきた………ぞ」


涼子「そ、それはさすがにやりすぎじゃ………」


裕人「牧野に………迷惑かけちゃ………悪いと………思って」


涼子「ゆーと………」


涼子は裕人が自分のためにここまでしてくれたのかと、素直に驚いていた。

その中に好意によるものが含まれているとは知らずに。







そしてテスト一日目が始まった。




裕人「むむむ………」

(眠い………)


裕人は次々と迫り来る睡魔と戦いながら、短時間で覚えた知識を精一杯使って全力で問題を解いた。

そりゃもう頑張った。今までにないくらいに。





しかし人には出来不出来というものはあるもので、裕人にも国語という苦手教科がある。

精一杯勉強はしたものの、テストまでの短時間でリカバリーすることは厳しく、裕人は国語のテストが一時間一時間と迫るうちにどんどん不安が増していった。




そして国語のテスト前。


裕人「どうしよう………まだ全然………」


涼子「しょうがないわよ。とにかく、今出来るだけを頑張らないと」


裕人「うん………」


涼子「別に………ゆーとが頑張ってくれれば………あたしの成績なんていいわよ」


裕人「そんなわけにはいかない………だろ?

精一杯………頑張るよ」


涼子「ありがとう、ゆーと………」


相変わらず涼子は裕人の言葉に好意が含まれていることに気付かないようであった。




先生「それでは、始めて下さーい」





そして運命の国語のテストが始まった。






続く


個人的予想ではテストの話はあと2話くらい続きそうです。なかなか進みませんがこれからもよろしくお願いします。

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