第十三話 学生ですから、テストはつきものです その2
今回は涼子と裕人の苦手な部分が出ます。それを果たしてどのように解決するのか?はたまた解決されないのか?それはお話しで………
そしてテスト勉強が始まった。
裕人は国語が苦手であり、特に今回のテスト範囲である古文は、裕人が特に苦手とする部分であった。
勉強を教える涼子にも、焦りが見えはじめる。
涼子「ちょっとゆーと、まじめにやってる?」
裕人「や、やってるよ」
涼子「じゃあここ、現代語訳してみて」
裕人「………わかんねぇ」
涼子「もーっ!!!何なのよ!!!」
裕人「ご、ごめん………」
涼子「いいから。とにかくテストまでには完璧にしないと」
裕人「………うん」
(出来る自信が………ない)
涼子「で、他の科目は大丈夫よね?」
裕人「あんまり、大丈夫じゃ、ない………」
涼子「もうっ、全然じゃない!!!」
裕人「ごめん………」
ひたすら謝りっ放しの裕人であった。
裕人「そういえば………」
涼子「なに?」
裕人「音楽は?」
涼子「あ………。早く練習行かないと!!!」
そして音楽室。
裕人「さて、課題曲はこれなんだけど………」
そう言いながら、裕人は涼子に楽譜を見せる。
涼子「あの………すごく言いにくいんだけど………」
裕人「どうした?」
涼子「あたし………楽譜………読めないんだけど」
裕人「マジで?」
涼子「………うん」
これは本気でヤバイじゃないかと思う裕人であった………。
そして下校時。
涼子「ホント………どうするのよ」
裕人「ヤバイな」
涼子「と、とにかく!頑張るしかないわよ」
裕人「そうだな………。出来るだけの努力はしないと」
涼子「ゆーとはテスト勉強をして、あたしは歌の練習をする。
まだ時間はあるし、頑張りましょ!」
裕人「おう!」
とは言ったけど、大丈夫なんかな………by裕人
次回、テスト勉強の成果が発揮されるか!?
続く
うやむやにして終わりましたが、次回完結させたいです。させます。また次回。―――――エクストリーム・昔話もよろしくお願いします。




