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SAKURAのキオク
桜並木を吹き抜ける風
あなたの肩越し 季節を重ねて
歩幅を合わせて通った道も
都会の暮らしの中でいつか忘れてた
あの交差点 人混みの中
懐かしすぎる笑顔が
遠い記憶 よみがえらせたの
恋人にはなれないまま
高鳴る胸の内 恋とは気付かず
再会を夢見ていた
いくつ恋を重ねても
何かが違う気がして
ずっと夢に描き続けた
あなたと寄り添って歩くひととき
いつかあの桜並木を
またこんな風に
笑顔で肩寄せ合い
季節を重ねたい
「会いたかった」
それだけしか 言葉にできないと
優しくしないで
忘れようとしていたあなたが
今そばにいること
夢だと思えてくるから