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計画  作者: 尚文産商堂
22/24

休憩

一方、量子コンピューターの内部の仮想空間は、荒れていた。

電源が落ちたかのようにして、真っ暗である。

「……接続はオールグリーン。感覚接続完了。映像、開始」

欧州連盟側がそれを宣言すると、すぐさま視界は回復する。

「戦いは、これにて終了とする。判定は後程述べる。一時休憩とし、楽にしてください」

欧州連盟側の提案は、すぐに受け入れられた。

ゲンガー、影法師双方とも、その場で武装の全てを強制的に解除された。

そのうえで、どこかの喫茶店のようなところに座っていた。

「コーヒーをどうぞ」

エスプレッソの、芳醇な香りが漂ってくる。

ウエイターがさしだしたデミカップに7割ほど入っている液体を、ゲンガー、影法師ともに受け取るとすぐにわずかにすする。

「ふむ。グアマテラ産の豆かな」

ゲンガーが話す。

「それに類似するようにしっかりと考えております」

欧州連盟の代表が、さらにサンドイッチを持ってきた。

「今回の試合についての判断が出ました。これは全会一致の判定であり、覆ることはありません。5回の再考、あらゆる角度からの検証、映像のコマ送り、そのほか様々なものを駆使した結果です」

キューカンバーサンドは、みずみずしいキュウリだけが具としてあるサンドイッチだ。

それを6人いる机の上にそっと乗せ、それから自らの席を創り出してから、座った。

「では、結果を発表する」

代表が、自分の懐に手を入れ、茶封筒を一通取り出した。

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