西の都再び
西の商業国。オーベイト。
ドラゴンが住む山に行くには、このオーベイトで準備をする必要がある。
ドラゴンが住む山の周囲には、危なくて人が住めない。一番近くて、大きい町がここオーベイトの港町ナントとなる。
決して大きくて楽しい町だから寄った訳ではない。
リュウとアリアさんは、演劇を見に行った。
ロゼとゴートは闘技場へ。闘技士同士が闘い、賭けなんかもあるらしい。
ラウルは、歓楽街へ。まだアンタ未成年だよ。でも、行ってみたい場所があるらしく。
私は、ショッピング。下着が最近キツくなってきたので…
ドラゴンの山に行くための馬車の整備に1日掛かるから、時間潰ししてるだけで…
決して遊びに来た訳じゃないよ。
以前、行ったことのあるお店に行く
「あら、こんにちは!来てくれたんだ。」
前と同じお姉さんだ。
「覚えていてくれたんですか?」
「うん。一杯買ってくれたし、あなた可愛かったからね。」
えへっ。可愛かった。って!
「えっと。今日はですね。」
ちょっとうつ向く。胸の辺りを見る。
「そうだよね。だいぶ大きくなったよね。」
「あれから、何度か買い換えたんですけど、なかなか合わなくて…」
「まだ、大きくなるかもしれないけど、一度ちゃんと測ろうね。」
「はいっ。お願いします。」
お姉さんとは、色々な話をしました。
「そっか、エリカちゃん。彼と離ればなれなんだ。」
彼って。私の彼…うん、良いなぁ
「はい。かれ…が頑張っているので私もって思うんです。」
「なんか、良いなあ。エリカちゃん凄く綺麗になってるし、良い恋なんだね。」
「でもやっぱり、寂しいんですけどね。」
「ま、頑張りなさい。お姉さんは、羨ましいよ。」
「そういうお姉さんは、どうなんですか?」
「私?私はねえ。昨日も喧嘩したばっかし。もうちょっとしっかりしてほしいんだけどね」
そんな感じで話は続く…
合ったサイズのものを着けると凄く楽です。
で、お姉さんとの話も楽しかった。
もとの世界だと、ABC~だったけど、こちらの世界だと、そういうの特に無くて。
私のは、大きさで言うと下から3つ目位らしいから、Cカップかな。良くわからないけど…
後で聞いたんだけど、ロゼも3つ目。アリアさんは5つ目。
アリアさん。背低いのにEですか。美人だし、良いなぁリュウ!
「今度から、定期的に来ます。こんなに楽になるなんて。ありがとうございます!」
「えぇ、私も楽しかったわ。彼とうまくいくと良いわね。応援してる!」
宿に戻るとリュウとアリアさんが帰ってきていた。
「お兄ちゃん。演劇はどうだった?」
「凄く良かったよ。結局結ばれないのが悲しかったけどね…」
「でも、最後には二人の世界に旅立てたのですわ。」
聞いてると内容は、ロミオとジュリエット的なヤツだな。
魔族の娘と、王国の王子の話らしいけど。
演劇の話が盛り上がって、二人の世界ができている。
…なんか、なんか、面白くないな。私は、カイと会うの我慢してるのに…
「そういえば、お兄ちゃんさぁ」
爆弾を投下してみます。
「最近、私の事を変な目で見なくなったよねぇ?」
「なっ。おま、何を言い出すんだよ?」
やっぱり、図星か…
「変な目ってなんですの?」
アリアさんが食い付いてきた。
「あのですねぇ。あの、以前私がお兄ちゃんを氷付けにした時なんですけど…それ以来、なんか、お兄ちゃんから変な目線を感じるんですよね。」
「気のせいだよ。変なこと言わないで!」
リュウが弁明する。
「おとーさんに聞いたことがあるんだけど。あの装備って本人が見たい夢を見せるんだって?」
「あぁ。みたい夢って言えばそうだね。幸せな家庭とアリアが恋人だった。今思っても良い夢だった。」
「見たい夢の恋人が、わたくし?」
アリアさん嬉しそう。
「私もいたんだよね?」
「おぉ。可愛い妹だったよ!」
可愛い…誰に言われてもうれしいな。
「お兄ちゃん。そこで私に何かしたのかな?」
実際には、もう少し小さい設定なんですが…




