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勇者と少女と変化の指輪  作者: 山口瑛史
変化の指輪と勇者
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無事、受験できました。

あこがれの1日2話投稿…

スマホのおかげだな。


大通りに出ると、ロゼとはすぐに合流できました。


学園前の大通りは、受験生で一杯になっていたんだけど、受験生の年頃の女の子の中では、ロゼは頭ひとつ背が高く、何より美人で目立っていた。


ゴートとも合流できた。ゴートも同じような理由でロゼを見つけることが出来たようだ。


カイはエイタとエリスの知り合いの子ということでロゼとゴートに紹介していた。


さて入試である。

受付を済ませて、受験生は、教室に割り振られる。

まずは筆記試験。簡単な四則計算などで余裕である。ロゼも一緒に勉強してきたので大丈夫だろう。

私たちには推薦状があるので、滅多なことでは落ちないと聞いてるし


名前や年齢、出身地等を記入していく。

職業の記入欄があった。

──エリカの職業はなんだろう。エイタなら勇者だな。ムタならプロレスラ、じゃなくて格闘家か

「職業わからないものは、こちらを参考にしてください」

試験管が示した箇所には職業例が書いてあった。


戦闘が得意

・武器の扱いが得意----戦士

・特に武器は使わないーーー格闘家

・重装備で盾で守るのが得意ーーー重戦士

・魔法も使えるーーー魔法戦士

・魔力を使って戦うーーー魔剣士

・特定の武器が得意ーーー剣士、槍士、弓士等


魔法が得意

・攻撃魔法が使えるーーー魔法使い

・回復魔法が使えるーーー僧侶

・両方使えるーーー魔道士


補助が得意

・ポーションが作れるーーー薬士

・斥候ができるーーー盗賊

・戦闘や斥候の他様々なことができるーーーレンジャー



等で数十種類あるようで、一応魔道士と言うことにしておいた。勇者って職業は無いのかな。どこにも載ってない。

今のところ

ロゼーーー魔剣士

エリカーーー魔道士

ゴートーーーレンジャー

カイーーー魔法戦士


ってとこかな。魔法使えるのがもう一人いれば勇者候補のリュウと合わせてバランスの良いパーティーになりそうだな。


実技は、的に向かって魔法を打つということらしい。

回復魔法も同じように的に放つそうだ。

戦闘職も、的に向かって攻撃するみたい。

補助職は、出来ることを面接官に披露する。


「これでなにか判るのかな?」

独り言のように呟くと、返答があった。

「攻撃力や魔力が数値化されるんだよ」

声のするほうを見ると、良い感じでチャラいオジさんがいた。

このおじさんは、ゴートの親父で昔の仲間だったピーターだ。


「キミ、エリカちゃんだろ?話は聞いてるよ。ここの講師やってるピーターだ」

「はい。エリカです。よろしくお願いします」

挨拶は大事。

「これ俺が作ったの。攻撃力ならバラックを1000としてどれくらい強いか。魔力ならエリス様が基準。今のキミ達くらいだと二桁あれば良いかな。合格点は10点以上になっているよ」


「そうなんですね」

ピーターは見た目はチャラいものの、嫁のローザ一筋であり実は凄く真面目なことを私は知っている。誰かさんとは大違いねってエリスによく言われたものだ。


懐かしい感じに一人で勝手に浸ってると、戦闘職の会場から

「おぉ」

大きなざわめきが聞こえてきた。

「300越えたぞ」

「凄い美人の女の子だって」

「お姉様にしたい」

「俺も斬られたいっ。」


なんか変な意見もきこえてくるが、どよめきの原因は、強くて美人ってロゼだな。








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