第九十話 女の子?いや、やっぱり女の子です
〜理事長室〜
「あらあらまあまあ、それじゃあ優希ちゃんが二人に?」
「まあ、うん、そうなんだが」
「良いじゃないか、今までと何も変わらんだろう?」
「いや、あのさ、父さん、母さん、優希が2人なんだぞ?」
「なに、問題ない、お前は兄さんの子なんだ、なら兄さんの子として転入しなさい」
「そうね、それが早いわ」
「いやいやいやいや、ちょっと待ってくれ!俺息子、男、おk?」
「今は娘よ?」
「いや、まあ、そうだけど」
「すまん、遅れてしまった」
「遅いぞ兄さん」
「仕事が忙しくてな、ああ、ショッピングモールのほうだが、おお!優希!どうだ?身体は」
「なんで女なんだよ!!」
「うん?その身体、男だぞ?ちゃんとミニマム優希は確認したのか?」
「見るわけねぇだろ!?こんな胸があって!どこが男の『ポロッ』娘・・・義乳・・・だと?」
「ほら見ろ」
「え?え?なんで?え!?あ!ってねえじゃねぇか!!??いや!だからさぁ!そうだよ!前の姿で親しんでた奴らはどうなるんだよ!?」
「なあ、優希、髪、外してみ?」
「外せるわけ・・・ある!?」
「ほれ、鏡」
「・・・いや、義乳とってもまだE位あるんだが、そして根本的に女には変わりないんだが!?」
「チャッチャラーン!ドッキリ大せごぶらぁ!?」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・教室帰ろ」
「優希!いや優希様!胸を!胸を揉ませてください!」
「いえ、あの!ですから!私は優希です!」
「マジでどうしたんだよ?熱でもあるのか?おでことおでこで測って「ヤァァァァマァァァァダァァァァ!!!!」ごぶらぁ!!??」
「優希さん!」
「あるぇー?優希?あるぇー?」
「ほらほら、席に着いて!!」
「紗季ちゃん・・・ありが」
「あ、キモいから感謝の言葉要らないよ?」
「orz」
「よーし、それじゃあHR始める前に転校生 (仮)を紹介する」
「先生! (仮)ってなんですか!?」
「じゃあ優希、自己紹介な」
「あーはい、えっと、皆んなも知っての通り、山田優希だ、なんつうか、うーん、あれだ、親父が変わって紗季とは従兄妹になった、まあ、俺は転校生じゃないんだが、うん、紗季には本当の姉が居てな?まあ、俺の中に封印?いやまあ、俺が封印?されてたんだが」
「あれでしょー?ほら、女の子の方の!あ、でも優希くんも今女の子だねー」
「うん、まあ、分裂出来たからした、以上!」
「優希さん!それじゃあ説明になってません!」
「優希ちゃーん!頑張れー!」
「え?私ですか!?」
「そうだよー!」
「え、えっと、山田優希です?よろしくお願いします?」
「胸を揉ませてください!」
「えっと、お断りします!」
「山田、生徒会実行委員長命令だ、後で校舎裏こい」
「ノオオオォォォ!」
「なんか質問あるやついるか?」
「2人は1人に戻る事出来ますか?」
「うーん、どうなんだろうな?さっきやろうとしたらできなかったが、正直わからん」
「あー、優希、それは後の授業でやるが、まあ、可能だ」
「・・・だそうですね?」
「だな」
「優希!女なんだから女らしく喋ってはどうだろうか!?」
「解ったから喋らないで、気持ち悪いわ」
「グハッ!!」
「卒業までに男に戻りたい・・・」
「じゃあ文化祭の衣装が届いたので着てみましょう!」
「ああああ!!俺、いや私お腹痛いなあああ」
「お兄ちゃん、はい、これ」
「・・・なにこれ?」
「ん?ロキソニン」
「・・・そーいえばなんか家に忘れ物したなあああ!!取りに行かなきゃなあああああ!!」
「優希さん?」
「は、はぃ」
「逃がしませんよ?」
「は、はひぃ」
続く