第八十八話 優希vs祐希2
「リア!返事をしてくれ!!」
「ぐ・・・うっ!」
「ふん!全てにおいて、もう手遅れだと言っただろう?」
「祐希!テメェ!」
「せいぜい足掻くがいいさ、主人公なのだろう?」
「麗乃ちゃんとー、じょー!!」
「お前だけ特別nぐぅおおお!?」
「あれ?優希くん、敵は何処?」
「いや、お前の下」
「ぐ・・・お、お、なんだ?目の前が暗い、アンモニア臭が」
「下?って!いやああああ!変態!!!」
「ぐぅおおお!!??」
「凄いことになってるね?れーなっち!!」
「え?うん、まあ、そうだね」
「確からっきーすけべっていうんだら?」
「え?まあ、そうだね」
「リア先輩!?大丈夫ですか!?」
「・・・お前ら!いい加減にしろおおおお!」
「風紀の乱れ発見です!ラブラブキュア!」
「ちょ、待て!麗奈!ぐお!?」
「お姉ちゃん!それ優希くんだから!味方だから!」
「え?あ!ごめんなさい!?」
「薄々、感じてはいたよ」
「何故だ!何故お前らは魔力の影響を受けていない!?」
「それは、私はもう既にゾンビだし?」
「私は負の魔力受け付けないみたいで・・・」
「れーなっちに同じく!!」
「私は、なんでだろ?」
「それは我の従妹だからだろう」
「リア先輩!無理をしては駄目です!!」
「それに、そのチートは本来俺のもので、霊力がある事が前提だからな、大方、お前の霊力が切れて、チートが無くなったんだろう」
「くそっ!俺は!ここまでだというのか!?」
「さて、王手だ、祐希」
「くそおおおお!」
「まずい!魔力が暴走している!」
『オレガ!オレコソガ、主人公ニ、フサワシイノダ!ユウキイイイィィィイイイ!!』
「へっ!させるかよ!うおおおお!」
『オオオォォォ!!???』
「ふう、成敗終了」
「あの、優希さん?」
「ん?なんだよ?」
「女の子になってますよ?」
「・・・なんでだああああああ!!!!」
続く