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俺とチートと性転換!?  作者: きぴっぴ
第2章 日常からの学園編
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第六十六話 霊力

優希ゆうき君が男に戻る方法?」


「ああ、リアなら何か知ってるんじゃないかと」


「ごめん、分からない、ただ、原因は考えられるよ?」


「原因?」


「うん、魔力維持値が高くなって、男の精神で女の子に戻った可能性」


「魔力維持値?」


「そう、言うなれば魔力を保持する容量みたいなもの、つまり4GBのメモリーに6GBの情報は入らないでしょ?でも入る容量を上げて8GBのメモリーにすれば6GBは簡単に入る、それでいうと今まで3GBの男の人格を入れて圧縮して1GBにした元の人格も入れてたとするよ?すると容量は二つ合わせて4GB丁度になる、さらに今回の修行で2GBの外付けハードディスクをつけたら・・・」


「片方には男の人格、もう片方には解凍した元の人格が入る、って事か?」


「そういうこと」


「なら、元の人格をまた圧縮すれば・・・」


「元に戻るかもね、でも、私は人格を圧縮する方法を知らない」


「成る程、じゃあちょっとやってみるか」


「やるって、どうするんですか?」


「まず、手を握って念じてみる」


「こう、ですか?」


「・・・何も変わらないな」


「はい」


「ご主人様?手を繋いで何をしているんですか?」


「お!るぅ!いいところに!」


「はい?」


「・・・ってことなんだが」


「そんなの簡単ですよ?」


「え?」


「契約です」


「つまり、キス?」


「いえ、今回は魔力維持値をくっつけないといけないので、高度な霊力の共鳴が必要です」


「霊力?」


「はい、普通の悪魔や天使は魔力及び天力を高めて返信、シンクロしますが、私などの転生者ご主人様のような憑依者には魔力、天力と同時に霊力を使います」


「霊力をマスターするにはどうするんだ?」


「簡単です、一度あの世に行けばいいんです」


「つまり、一度死ねと?」


「いえ、精神、または霊体が行くだけです、強いて言うなら、意識不明の状態ですかね?」


「つまり、生死を彷徨えと?」


「いえいえ、寝るだけですよ、ご主人様」


「分かりました、やりましょう」


「流石お嬢様」


「・・・仕方ないな」


「ではご主人様、お嬢様、ご武運を[デスドアー]」


続く


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