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第五十六話 破廉恥
「な…い、いやぁああ!」
「ぎゅるるるう!!」
「俺のオックトンが!美女に絡みついてる!うひょおおお!」
「私を犯して良いのは…優希君だけなんだから!!」
「ぎゅる!?」
「…リア、言ってることが破廉恥極まりないぞ」
「私に…我に触るな!無礼者!」
「ぎゅぴぃいい!!」
「俺のオックトンが!しなしなに萎れていく!」
「人語も話せぬ低級が!我を身籠らせようなど、七万年早いわ!」
「ぎゅぴぃ!!」
「…お姉さまが七年ぶりにマジギレしてますわ」
「くらえ!魑魅魍魎なる裁き!!」
「オックトンが一瞬で塵になった!?俺のオックトンが?嘘だろ?…美女こええええ!!」
「…うぜぇ」
「あんたも黙りなさい!!」
「…はい」
つづく