第五十五話 召喚
「すまない、山田、今なんて言った?」
「それは俺の言葉だぜ、優希」
「だから、いつから魔法学校になった?」
「おいおい!マジかよ!魔法習うのかよ!?」
「お前自体知らないんかい!!」
「…まさか、科学が世の中に実在するなんて!」
「山田君…貴方私よりバカだったのね」
「さ、堺原!」
「そもそも、科学が無ければ魔学は発見されて無いのよ?」
「そうなのか!?」
「山田君、暑苦しいわ」
「何!?」
「おい、授業始まるぞ」
「ほんとだ、それじゃ、優希君、後でね?」
「お、おう」
「それでは、授業をはじめる、まずは魔学の基礎の召喚だ」
「…そう言えば、リアは何してんだろうな?」
「今ごろお風呂かしらね?」
山田家風呂場
「へくちゅっ!!優希君が噂してるのかな?…風邪引く前に浴槽入ろ」
学校
「では、召喚のやり方を教える、そもそも召喚は二種類ある、それは、契約召喚と新規契約召喚だ」
「先生、二つの違いはなんすか?」
「うむ、山田、いい質問だ、契約召喚は既に使い魔が居る状態での召喚で、新規契約召喚とは使い魔がいない状態での召喚になる、重要なのは使い魔が居る状態での新規契約召喚は出来ないと言う事だ、ここ、重要だからテストに出るぞ」
「へーい」
「…で、優希、結局二つの召喚の違いはなんだ?」
「お前質問して答え教えてもらっといてそれは無いわ」
「だってわかんねーもん」
「はぁ…」
「山田、新規契約召喚やってみろ」
「へーい」
「…」
「ぎゅるぅぅぅぁあ!!」
「出来た!!」
「…なんだ?あのうっさい使い魔」
「ぎゅるぅ!ぎゅるぅう!」
「じゃあ優希、お前もやってみろ」
「はい」
「…」
「…?」
「できねーのかよ!だっせー!」
「うぜぇ…」
「出来ないのか?なら紗季、やってみろ」
「はい」
「…」
「…??」
「大丈夫だぜ!紗季たんには俺が手取り足取り教えてやるから!」
「うざい…」
「ふむ、なら、優希と紗季、契約召喚やってみろ」
「はい」
「あれ?ここどこ?私今、お風呂上がって脱衣室に…」
「下着姿の美人きた!?」
「ふぇ?」
「あ、すまん」
「…きゃあああああ!!」
「リア、茹でたタコみたいに真っ赤ね」
「お姉さま!?」
「…ベルゼぇ」
「これは、修羅場決定ね」
続く