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俺とチートと性転換!?  作者: きぴっぴ
第1章 非現実は日常へ
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第四十六話 嫉妬と暴食

「気づくのが遅いんだよ、沙紀」


「…あははは!!やっぱり鋭いねぇ!前のバイオハザードでも鋭かったもんねぇ!そうだよ、私だよ?私が犯人なんだよ!どお?おどろいたでしょ?」


「いや?驚かないな」


「何で!なんなのよ!あの日からずっと!それに紗季!あなたモよ?あノ日私はオニイチャンがいナかっタノニ…憎イ、憎イ憎イ憎イ!!!」


「まさか…マリ姉?」


「イヒヒヒヒッ!憎イィ〜ヒヒッ!私ハ美シイ!ヒハハッ!アハハハハッ!」


「狂ってるな」


「うん」


「ヒハハハッ!イィ〜ヒヒッ!」


(いい加減にしろ!)


「ヒヴッ!?…あれ?優希ゆうきにぃ?ここはどこ?」


「久しぶりだね、リア」


「マリ姉、ヘアピンは?」


「知らん、無くした」


「無くした!?」


「…お、あった」


しゅん


「…誰だ?」


「あ、あの、は、初めまして、私リアの従姉のマリア・エンヴィーナといいましゅ!」


「…急に大人しく」


「マリ姉は魔力が強くていつもはヘアピンで押さえてるのよ」


「…よ、よろしくお願いします!」


「あ、ああ、よろしく」


「いつもは大人しくて可愛いのにヘアピンを取るとがさつで大雑把、男の前でも平気で下着姿でぶらぶら歩くわ、豪酒だわ、もう手が焼ける」


「し、しょうがないよ…私でも頑張ってるんだよ?」


「魔力が似てるのはなんでだ?」


「解んない、ただリアのお母様、つまり私の叔母は暴食、私のママは嫉妬の悪魔なの」


「へー」


「マリア様〜」


「あ、ベルちゃん久しぶりだね!」


「そういや沙紀、あの変態は?」


「お兄ちゃんはさっきゾンビになって私を守ってた」


「…突っ込みてぇ」


「ゾンビの諸君!俺はゾンビの長である!女性は下着姿!男性は褌一丁を今ここに宣言」


「しなくていい!!」


「阿部氏ッッ」


「攻めて妹のパンツをhshs」


「キモい!」


「やらないかっ!?」


「マリア、ヘアピン取ってこいつにCQCかましてやれ」


「分かった…うぉらっ!!」


「タピオカパンッ!」



こうして俺達の事件は一件落着?した。

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