第三話 俺は武器を手に入れた
「あ、戻っちゃうんだ」
「さすがに初っぱなから性転換はきついしな」
「可愛かったのに」
「またいつかな、つーか武器がねぇな…」
「自腹だよ?」
「はあ!?自腹!?チートは!?最強武器とか初っぱなから持ってるもんだろ!?」
「いやいや、そこは作ろうよ、神様だって何でもできる訳じゃないんです!」
「作れって言ったって…あ、そうか!」
俺は頭の中で聖剣エクスカリバーを思い浮かべる
「私になにか用か?」
「おお!出来た!!…けど何か違う」
「馬鹿め!少年よ、まずは私の伝説を聞くがいい、私の伝説は約12世紀から始まった、あの頃は」
「何もソ〇ルイーターのエクスカリバーを出さなくても…」
「…うぜぇ、消そう」
「私の朝は一杯のk」
とりあえずエクスカリバーを消して新しい武器を考えることにしよう
「刀…とか」
俺は頭の中で刀をイメージした
「優希もまともな剣作れるじゃない」
「さっきのはなかったことにしてくれ」
「只の刀じゃつまらなくない?」
「例えば?」
「そうね…あ、私が中に入ろうか?」
「…いやいや、神様振り回すのは流石に…」
「いいじゃない、百花〇乱の直江〇続だって母神体のハンマー振り回してるじゃない」
「いや、マニアックなアニメ出てきたね!ついでに言うと俺は後藤又〇衛が好きだけど…」
「私は真田〇村かな」
「ああ、〇宮さんね」
「中の人の情報いらない!!」
「よく考えたら武器要らないんじゃあ…」
「そうね、言っちゃえばパンチするだけで魔王がKOする力を持ってるのよね…」
「てかキャラが成長してないか?最初あった時は可愛い幼女だったじゃねぇか」
「あれは初対面て警戒されるのを防ぐ為、元の姿はすごいから」
「どんな?」
「人間の姿をしてるわね」
「ふむふむ」
「貴方の隣の家に居たわ」
「は!?そんな近くに居たのか!?」
「小学校卒業と同時に転校したっけ」
「まさか…」
「私の名前は山城紗季」
「さっきーだったの!?」
「え?知らなかったの?」
「いや?全然?」
「ま、まあいいよわかってくれただけ」
「なんつーか、神様って感じが全くなくなった」
「まあ神様は神様だから」
まあいいか