第三十五話 不純物 後編
「話をまとめると、前回のコラボレーションで世界が崩壊するほど強力な力を持つ完全なイレギュラーな存在が現れて、それを私達に気づかれないように作者さんが裏切るふりをして一人で解決しようとしている…ということですね?」
「そのとうり、そしてもし作者が負ければ…」
「世界が完全に崩壊、つまりバットエンド、早くてこの回、遅くても次の回が最終話になる、ということだな?」
「ああ、リアの言う通りだ」
「え?この小説、終わっちゃうんですか!?」
「…あくまでも、最悪な場合だ、まだ間に合う」
「でも、どうするの?」
「まあ、待っていればそのうちチャンスはくるさ」
作者side
「…殺りあうか、戯れ言言うなよ?」
「戯れてるつもりはないよ?少なくとも俺は、ね」
「五月蝿い、だからハエは嫌いなんだ、解るか?」
「俺は蝿より蚊の方が嫌いだよ、五月蚊い上に痒みを伴う、」
「そうか、だが、蚊がそんな事を抜かしたところで五月蝿いものは五月蝿いんだ、解るか?」
「あ〜あ、残念、交渉決裂しちゃったね、もう君に殺りあわないという選択肢は消えちゃった訳だ」
「…端からそんな選択肢はもちあわせてねえよっ!」
ヴィン!
「おおっと、危ないなぁ〜、でも、攻撃は攻撃だからね」
ヴォン!
「そんな弾じゃ、偉大なる作者様は倒せないぜ?」
「仕方ないね、じゃあもうちょっと強くしようかな?」
「本気だすのか?なら俺も真似させてくれよ」
[コマンド2956、語りを別視点に]
-コマンド2956、実行します-
「ははは、なにも変わらないじゃないか」
「それは…どうかな!」
次の瞬間、作者の手から強力なブラックホールが放たれた
「なるほど、でも、下らない」
しかしブラックホールを暗黒の弾で消滅させる
「なに、俺の狙いはこれだけじゃないさ」
-side融合、完了しました-
「なに?…ここは?」
「やっぱり犯人はお前か…ルシフェル」
「はは、はははは、どうやら俺も本気を出さなくちゃいけないみたいだね…いいよ、見せてやる、絶対的な恐怖ってやつを!!」
「作者…」
「安心しろ、俺は死なない」
「オラ!!よそ見したら命取りだぜ?」
「…お前がな」
「なに!?」
「消滅しろ!![CLEAR/BACK]」
「グアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
「やったね!勝ったよ、お兄ちゃん!?」
「紗季?」
「キャアア!!」
「紗季!!…なんちゃって♪」
「ホワイトオール!!」
「グアアア!!!なぜだ!なぜこの俺が!!?」
「知るかよ、だが、これで終わりだ、いけ!作者!」
「削除![ENTER]」
「アアアアァァァァ!!!」
「ふっ、終ったな、あばよ不純物[ルシフェル]」
「なあ、ルシフェルは消えたのか?」
「いや?多分アイツのことだ、元の世界に帰ったよ」
「そうか…」
「なぁに、一件落着だ、俺達も帰るぞ」
こうして、俺達の戦いは幕を閉じた
いかがでしたか?前後に別れて読者にこっそりコラボレーション企画第二段です
え?更新が遅い?
…そこはノーコメントで
という事でこれかもこのの俺チーとH@SEさんの僕知らをよろしくお願いします!