第十三話 パラレルワールドの先には…
「な…何だよ、これ」
「し、死体の山…」
「いや、それよりもあれみろよ…」
「!?、なにあれ…」
「きっとゾンビか何かだろ」
「バイオ〇ザード?」
「いや、違う学〇黙示録だ…」
「どっちも一緒じゃない」
「だが何故この山だけゾンビ化してないんだ?」
「それはウチが倒したからな」
「誰?」
「知らん、」
「あれ?ウチが呼びだしたのは確か女の子二人のはずだが…」
「呼び出した?」
「どういう事なの?」
「ウチがこの世界にアンタらを呼び出したのさ」
「話し戻すがお前誰だ」
「ウチは優希、確か違う世界のウチだな?よろしく、もう一人のウチ」
「え?私は妹の紗季よ?」
「え?違うの?」
「優希は俺だ」
「そうなのか、ふぅん、ウチが男になるとこんな感じなのか」
「いや、どうも俺は元々女の子らしいがとある理由で何年も男なだけだ」
「じゃあついてないの?」
「あるわボケ!!」
「じゃあ手術か」
「違うわ!」
「ふぅん…まあいいや、よろしくな」
「あ、ああ」
「アンタが居てよかったよ、この世界には男がいなかったから」
「そうなのか?」
「だからさ、よろしく頼むぜ?この世界でたった一人の男性何だからな」
「あ、ああ」
「よし!じゃあ殺るか」
「は?」
「殺らないと自分が死ぬぜ?」
「あ、ああ」
「本当大丈夫かよ、」
「大丈夫だ!」
こうしてゾンビだらけの世界に来てしまった俺達
生きて帰れるのか?