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俺とチートと性転換!?  作者: きぴっぴ
第3章 主人公の消失編
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第百十七話 蝕む世界

〜魔法世界ー学校〜


『繰り返します、世界各地で人が突然暴徒化する現象が起きています、暴徒化は接触により感染します。暴徒と化してしまった人には近付かないでくだs』


『おい!逃げろ!』


『やめて下さい!辞めッガアアアア!!??』


「どのチャンネルもニュースか砂嵐・・・まるで世界の終わりですね・・・この結界もいつまで持つか・・・」


優希(ゆき)殿達を信じるしか無いでござるよ・・・」


「ですが優菜さん・・・」


「大丈夫よ、きっと・・・オホン!某達は出来る事をするだけでござる!」


〜現世〜


「ったくよぉ、なんだぁ?あのバケモン」


「虚獣って言ってましたっけ?」


「ああ、アイツらが出て来た痕跡見てみろよ・・・」


「ヒトガタの湧き出し口ですね」


「おそらくは元々ゾンビだったんだろうよ、個性だのなんだのが全部食われた、要は食いカスだな」


「それで、私達はあれを食い止めれば良いんですか?」


「おうよ!久々の喧嘩だ、気合い入れるぞ!日向!」


「はい!」


〜原初の世界〜


「崩壊した世界が、他の世界を侵食し始めてます・・・」


「そうじゃな・・・時は一刻を争うが、あの虚獣とやら、魔力を吸収し魔法陣の核に送り込んでおるようじゃ、真っ向から立ち向かったらひとたまりもないじゃろう」


「なにか手建ては無いのかしら?」


「一つだけ・・・あるにはあるのじゃ」


「エニアグラム・・・か」


「うむ、属性による弱点じゃの、

暴食は倦怠感を産み怠惰となり、

怠惰は寂しさを産み色欲となり、

色欲は他人を比べ嫉妬となり、

嫉妬は独占欲を産み強欲となり、

強欲は激しい怒りとなり憤怒となる、

そして憤怒は空腹感を産み暴食となるのじゃ」


「待って、それだと傲慢と虚栄と憂鬱がないよ?」


「残りの3つは他の罪を兼ねるんだよ」


「傲介の言う通りじゃ、傲慢は強欲と怠惰を兼ね、虚栄は暴食と憤怒を兼ね、憂鬱は色欲と嫉妬を兼ねるのじゃ、そして傲慢は虚栄を産み、虚栄は憂鬱を産み、憂鬱は傲慢を産むのじゃ、それを図にしたのがエニアグラムという訳じゃ」


「じゃあ虚獣と戦う時は・・・」


「うむ、怠惰にはリア、色欲には瑠愛、嫉妬にはデウス、強欲にはマリア、憤怒にはマーモ、そして暴食には優希(ゆき)、が対応するのじゃ、じゃが傲慢、虚栄、憂鬱は手強い、よって6つを倒した後体制を整えてから立ち向かうのじゃ、良いか?では、準備したら崩壊した世界・・・いや、蝕む世界へ出発じゃ!」


続く


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